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2017年1月の記事一覧
オッズの歪みを捉えるためには、競馬をよく知ること以上に、むしろ人間の心理学的バイアスに詳しくなる必要がある。
例えば、前走でハナ差で負けている馬の回収率は高い。この場合、実力はほぼ同じだ。しかし人間は勝ち負けという結果を重視してしまうため、負けた方の馬が過小評価されることになる
経済学で、競馬のオッズには「穴馬バイアス」と呼ばれる歪みが存在する。馬券購入者達は穴馬(オッズが高い馬)を過剰に好むので相対的に穴馬の馬券が割高になり、逆に本命馬(オッズの低い馬)の馬券は割安になる、というアノマリー。世界各地で恒常的に観測され、統計的にその存在が確かめられている
金持ちにとって競艇の投資市場は小さすぎて旨味がなく、さらに自分が有利にならない場所である。 だから大手資本が参入して来ないため、庶民でも勝ち続ける事ができる。
「楽に儲けよう」「かんたんに儲けよう」と夢想する人が多いらしく、 追い上げだとか、予想ソフトだとかに安易に手を出す人が後を絶たないが、 そんな「その他大勢」の思考パターンそういう安易な方法を使ってお金をドブに捨てている人のお金を、 ただ拾い上げていけば勝手に勝っていく
競艇は株や競馬と比較しても舟券の売上規模が小さいため、 自分の投票によってオッズが大きく変動する。単勝式がある程度売れる競馬とは違い、 競艇では高的中率が見込める組み合わせ数の少ない舟券は売れないし、最もパイの大きな舟券は3連単だが的中率の低さを考えると天井があり追い上げは不可能
沢山の人が注目する投資市場では起こらない現象で、東電やNTTの株価が大きく変動すればニュースで全国民に知らされるのと違い、 競艇で「美味しいオッズ」があってもニュースにはならず、ひっそりと知っている人だけが買っている状態。 規模が小さいという弱みを逆に強みとして戦える。