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人形さんができるまで~ロボちゃん制作日誌まとめ~5.造形編

※この記事は未購入で全文お読み頂けます。

お疲れ様です。バライタです。
では、先週の続きです。

アメブロにて、2014年10月から作品制作日誌を付けておりました、
「ロボちゃん」の制作日誌をまとめていきます。
当時の写真と当時の文章に現在の目が肥えたであろう私のまとめ・反省・ツッコミを入れていきます。
みなさんの隠れた物作り精神が刺激できれば幸いです。

※コメント頭に 2022年/ と付いているものは、2022年の私が書き込んだものです。

あらすじ

造形します。
素材を探す。
メンテ方法を考える。

関節の調整

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2014年11月19日
木を粘土に取り付けたい...
流石に粘土は木には食いつきにくいですね。
バライタです。
各パーツに球体を取り付けました。

進捗

取り付ける前に球体をちびっと加工しました。

このまま取り付けますと、
ゴムを通す穴が小さくなりますので
パーツ側の穴を広げてみました。

ちなみに加工前の球体を取り付けた、パーツ側の状況。
狭いですね。
ゴムによっては通るかもしれませんが気持ち、
もう少し広いと良いですね。

ということで、削ってみました。
まず、穴をデザインナイフで広げて、ヤスリをかけました。
これでなんとなく、広くなったように思います。

あと、このまま腕を取り付けるとあばらが腕に干渉してきをつけーっ!の
ポーズができないので、肩関節の受けを外に出してみました。
ちょっとわガタイが良くなっちゃいましたが、微調整していきます。

顔を取り付けて見ました。
ちょっと、首が長いですね。
あと、左の股関節の受けが歪んでいます。

あと、股関節のスリットが少し外向きに歪んでしまいました。
新しくガイドを引き直します。
今のところはこんな感じです。
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2022年/
関節の調整をしていますね。
この工程が一番地味なんですよね。
でも地味な工程は作品の根幹にかかわる
作業だということはよくわかっているつもりです。
こういう作業ほど手を抜いてはいけない。
ということで頑張ろう、2022年の私!

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造形中

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2014年11月19日
最近、地味な作業ばかりで申し訳ない。
バライタです。

しかし、地味な作業にこそ者の出来を左右する要素はあるのです!キリッあ、「者」は打ち間違いじゃないですよ。
「物」じゃないです。「者」です。キリッ

なので今日は球体とパーツの隙間を埋めてました。

埋めて乾くのを待っています。
ちなみに隙間を埋めるのに使ったもの。

粘土を水でびちゃびちゃにしました。

粘土に水を加えてひたすら練ったものです。
粘土を削った時に出る粉を集めて水にひたひたにしておいただけなので
本当はそこまで練ってません。
この方法なら余すことなく粘土が使えるので良いですよ。
接着にも使っています。

あとは、肩関節の仮どめしました。
乾いたら肩に粘土を盛ります。

股関節の受けの調整をしました。
自立するようにしてもおそらく、
お腹に物が詰まるので自立はしないと思います。
ドールスタンドを使えば自立する...かな?

あとは頬に少し粘土を盛ってぷくっとさせました。

あとは頬に少し粘土を盛ってぷくっとさせました。

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木製ビーズの加工にはご用心下さい。

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2014年11月23日
ほんっと、切りにくい...みんなは気を付けて切るんだよ!
バライタです。

昨日の進捗です。
ようやく球体にスリッドを入れました。

途中で球体が取れたり、ピンバイスがズレたりと大変でした。
ズルッとして手に当たりそうで怖かったですね。
肩関節はまだ付けが甘いのでスリッドは入れてません。

私愛用のピンバイスです。
ホビー用なので比較的手に入りやすいです。
たまにアピタ(近所のスーパー)にも売っていたりします。

首です。
少しずれたので球体自体を動かして調節します。

前後に動くようにしました。
テーマ「怪物系球体関節人形」もよろしくお願いします。

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2022年/
これ、結構怖かったのを覚えています。
ピンバイスの先端を木製ビーズに当てている間に
何度もズルッと滑ったんですよね。
安全な方法は、木製ビーズを万力で固定して、
リューターで地道に削るのが良いです。

知っとるわ!!!

って聞こえてきますが、おっしゃる通り!
私は万力購入代金をケチったばかりに怖い思いをしました。
道具にかけるお金をケチっちゃだめね。

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造形続き

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2014年11月23日
今日は粘土日和!バライタです。
何が日和なのか、特になにもないです。

さて、今日は関節のスリッド作りの続きをしていました。

足以外の関節がスリッド完了しました。
あとはパーツを磨いて、サイボーグパーツの継ぎ目を
モデペで盛り付けるだけです。

足を作り始めました。
現在、指を付けて乾かしています。
あぁ~!乾燥機ほしい!!

修正前

口が歪んでいたので...

修正後

修正しました。
サイボーグが歪んでるなんて、デタラメ設計って呼ばれちゃいますね。

実は目もいじりましたが、さほど変わらなかったので特に進捗はないです。
しいていうなら、目の内側をリューターで削ったところだけですね。

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2022年/
関節の調整が終わって、造形が進みましたね。
まだもうちょっと造形作業が続きますが、
ロボット作りのメイン(?)ともいうべき、
サイボーグパーツの継ぎ目をモデペで盛り付けるだけです。

継ぎ目ってどういうこと?
ようは、溶接部分を盛り上げて、溶接したように造形するということです。
実は私、工業高校出身なので、溶接したことあるんですよ。
そういうこともあって、ちょっとだけ溶接後にはこだわりがあります。
へへっ。
溶接の話は置いといて、
もうそろそろ塗装作業に入れそうですね。
事前に塗装のテストもしていたので、どうなるのか楽しみですね。
(テスト結果、日誌に書き残していないけどね。なんというポンコツ日誌…)

さて次回は、『人形さんができるまで~ロボちゃん制作日誌まとめ~6.造形編』でお会いしましょう!

ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました!

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※ご購入頂かなくても全文しっかり読めます。
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