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「成長」の定義

UG Advent Calendar 2020 の11日目の記事です。

どうもbarusuです。知らない方は初めまして。
Slack×GASのお話も昨日で一段落したので、今日はほっと一息的な内容をお届けします。

都内のとある会社に勤めておりまして、日々いろんな会社さんのお手伝いをしております。
社内表彰の「グロウ賞」を2年連続受賞したことがささやかな自慢です。

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さて今日お話するのはbarusuなりの「成長とはなにか」についてです。

前置き

よく誤解されがちですが、barusuは自分自身を何よりも大切にしています。

「えー?!いつも徹夜とか仕事しまくったりしてるじゃん」

って誰かに言われそうですが...
そういう意味の「大切」ではなく、自分の知識や経験を大切にしています。

形あるものは奪われたり失くしたり壊れたりしてしまいますが、自分が得た知識や経験は失うことなく一生モノの宝になります。
たとえ忘れたとしても、なにかができなくなったのだとしても、それでも形を変えて何かしらが残ります。

かつて太宰治はそれを「カルチベート」と表現していました。

"勉強というものは、いいものだ。
代数や幾何の勉強が、学校を卒業してしまえば、
もう何の役にも立たないものだと思っている人もあるようだが、大間違いだ。
植物でも、動物でも、物理でも化学でも、
時間のゆるす限り勉強して置かなければならん。
日常の生活に直接役に立たないような勉強こそ、
将来、君たちの人格を完成させるのだ。
何も自分の知識を誇る必要はない。
勉強して、それから、けろりと忘れてもいいんだ。
覚えるということが大事なのではなくて、大事なのは、カルチベートされるということなんだ。
カルチュアというのは、公式や単語をたくさん暗記している事でなくて、
心を広く持つという事なんだ。
つまり、愛するという事を知る事だ。
学生時代に不勉強だった人は、
社会に出てからも、かならずむごいエゴイストだ。
学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。
けれども、全部忘れてしまっても、
その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。
これだ。これが貴いのだ。
勉強しなければいかん。
そうして、その学問を、生活に無理に直接に役立てようとあせってはいかん。
ゆったりと、真にカルチベートされた人間になれ!"
出典:正義と微笑

ゆったりと、真にカルチベートされた人間になるにはどうしたら良いのだろうか。

ゆったりと、しかし確実に。
barusuが考えた「成長とはなにか」論を、以下につらつら書き綴っていきます。
良ければ最後までお付き合いくださいませ。

成長とはなにか

1. 自分を知ること = 成長

自分自身を深く知ることで、より成長できると考えています。
物心がついてから今日に至るまで、更にはこれから死ぬまでずーっと、自分と共に生きていくわけです。
仲の良い親友、家族でも、せいぜい一緒に居られる時間は人生の半分程度でしょう。

しかし、自分自身は一生です。
寝ているときも、起きているときも、遊んでいるときも、ずっと一緒です。
死ぬまで一緒に居られるのは自分自身だけです。
自分自身とは、常に向き合うべき相手となるのです。

自分の体、精神を上手く操縦し把握することができれば、もっと自在に生きることができるだろう、という発想です。

皆さんは自分自身についてどのくらい理解しているでしょうか?
問への答え合わせは自分にしかできません。
下記のような問いに対して今時点での解が言語化できるならば、過去と比較してどうでしょうか。
一つでも多く解を出すこと=成長なのだと考えています。

例)
・(とある分野において)自分は何を知っていて、何を知らないのか?
・自分は何をストレスに感じるのか?
・自分が最高のパフォーマンスを発揮できるのはどんな時か?
・何が得意で、何を不得意とするのか?
・また、それらの素質は何によって決まったのか?原体験には何があるのか?

2. 変化すること = 成長

人間も生き物なので、放っておいても絶えず変化するわけで。
成長の対義語は「退化」ですが、barusuの解釈では「停滞」が対に位置します。
昨日と今日を比較して何かできるようになったり、できなくなったり。
何が変わったか、どう変わったか、に貴賤はないです。
自身の変化を捕捉できているかどうかがとても大切で、とっても価値があることだと考えています。

3.  未知を見つけること = 成長

ジョハリの窓をご存知でしょうか。

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フレームワークとしてそこそこ有名なジョハリの窓。
自分も他人も知らない、未知の窓をいかにして開くか?が新たな学びにつながると言われています。

がしかし、ジョハリの窓が示唆しているのは
未知の窓を開くには、他者の存在が必要になるということです。
他者との比較、自己の内省と発見があって、成長が興るのだと思います。

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

最後にbarusuから、いくつかの質問をお贈りさせていただきます。

あなたにとって、何がどうなっていれば成長でしょうか。
また、成長していない状態ってどんなものなんでしょうか。


成長って何でしょうか。


ありがとうございました。

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