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牛女の会話のファン

マウスピース矯正を始めて半年経つんですけどもうやわらかいものはマウスピースを外さずにそのまま食べてます。ハムとか。
あとアイスは硬いチョコとかナッツとかコーンがついてないものはそのまま食べます。プリンやゼリーもいいね。飲み物なんかはもうなんでも飲んでいいね。(本当は全部ダメらしい)

マウスピースを外さなくても食べられるお気に入りのおやつです。外せばなんでも食べられるのにもうそれがめんどくさいやって時に。蒟蒻畑的なやつです。カルディで売ってます。

ものすごく春が来てますね。四季の意志を感じます。花粉が落ち着いて来たかと思ったら意味のわからない風の強さとちょっと理解できない低気圧です。暖かい空気と綺麗な草花があれば我々は満足なのにな…ただ雨が降るだけの梅雨に期待。

そんな春が本気を見せた(太陽の隙間から雹が降って来た)日に、なんとわたしは牛女の『会話』1〜最新会話(67)までを聴き終わることに成功したのです。

牛女の『会話』とは、お笑いコンビの牛女が自身のYouTubeチャンネルで不定期に配信しているネットラジオです。
その内容は佐野さんとしらすさん、二人の会話がただ延々と"垂れ流されている"と言う説明が適切とされ、完全無編集&音声のみ(一部映像有り)で届けられる漢気溢れるコンテンツになっています。

牛女の『会話』の聴きどころ①
【1分以上続く無言】
全く信じられないと思うのですが、牛女の『会話』ではBGMもなく二人同時に黙ることが即ち無音で、その状態が最も長い回で1分25秒ありました。一般的なラジオ放送では5秒、長くても20秒無音状態が続くと放送事故になると言われています。注目すべきなのが、そんだけ黙っておいてまるで無音なんてなかった、俺たちは黙ってなんかいなかったと言わんばかりのトーンで平然と話し始める無音明けの第一声。あんなことができるのは牛女だけだ。

牛女の『会話』の聴きどころ②
【声よりもデカい環境音】
再生ボタンを押した瞬間、耳をつんざくような鈴虫の声が聴こえてきたら…それは間違いなく牛女の『会話』でしょう。爆音の虫の音を聴いて爆笑する。初めての経験でした。他にも風の音、掃除機の音、ゴミ袋がガシャガシャ擦れる音など本来拾われるはずのない大きな音が拾われ続け、流れ続ける。そして全然聴こえないのに話し続ける牛女。これがラジオの新しい形です。

牛女の『会話』の聴きどころ③
【雰囲気の良さ】
前記したような異常無言、騒音問題等が二人の圧倒的な雰囲気の良さによってなんかどうでも良くなってくるのが不思議です。優しく相槌を打つしらすさん、佐野さんの寝起きのような語り口からお互いへの深い信頼を感じることができます。しかし、ものすごく仲が良いようには思えません。その絶妙な二人の距離感が良い。とわたしは考えます。

牛女の『会話』の聴きどころ④
【普通に面白い】
実はお笑いライブの裏話から全く出どころのわからない芸能ニュース、政治、宗教に至るまで幅広い話題を取り扱っている牛女の『会話』。にも関わらず、何についても話していないような素振りでそこにいる牛女。同じ場所でずっと面白い話をしていてほしい…有名になったら困るなあと聴きながら思うようになりました。

牛女の『会話』の聴きどころ⑤
【めちゃくちゃ喋る佐野・笑うしらす】
そもそも牛女を知ったきっかけはバスクと言うお笑いライブでした。長い前髪で全く表情がうかがえずネタ中以外一切の言葉を発さない佐野さんと、佐野さんに比べるとだいぶ明るく安心感のあるしらすさん。しかしその後は狂気のピンネタ(犬井セマシ、スーパー4助など)で見かける機会が多くなったしらすさんに「この人明るい、とかじゃないな」と思わされ、牛女の謎は深まるばかり…そんな印象を抱いたまま『会話』を聴いたわたしは真っ先に思いました。お前が喋るんかいと。そしてお前は普通に笑うんかい、と…

一日で4会話聴く日もあれば二ヶ月くらい忘れたりもあったりで初回から最新回まで聴き終わるのに半年以上かかってしまいました。
牛女を知ってる人はもちろん、知らない人にも聴いてほしい。空いてることすら分からなかった君の心の穴を埋めてくれるラジオ、かもしれないよ。

『会話』を聴いて牛女の二人のことがとても好きになりました。
多分、いい人たちだと思います。



・空いてることすら分からなかったわたしの心の穴を埋めてくれた音楽・

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