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シードリサイズについて (SD Automatic1111版)

画面を横長にしたい

Stable Diffusionはシード値・画像サイズ・サンプリングメソッド等、変更しなければ同じ画像が生成されます。
しかし、「いい構図だけどもう少し縦長の画面ならなぁ・・・」とサイズを変えると全く別の構図やポーズになってしまいます。

おぉ、ゼロの使い魔のルイズ・フランソワができた。
う~ん、でもやっぱり横長の画面が欲しいなぁ。
640*512pixでポチッ・・・

なんだこの服は

多少ポーズや構図が変わるのは別に構わないのですが、
服装を変えたくないんですよね。普段着なら別に構いませんが。
実は最初の服装にするのにも何十回とガチャ回しています。
指定しててもこんな服ばかり出てくるんですよね。

この場合はアウトペインティングか・・・と試してみるも

左右128pxずつ拡張

(※追記 パラメーターの掛け方、勘違いしてました。下記補足参照)
背景だけなら誤魔化しようもありますが、服の裾や髪の毛がフレームアウトしていると、どうしても境界が不自然になります。
infinityはアニメ調どうなんでしょう?作例は油彩画しか見た事ないですが。

そういえばwikiにシードリサイズってあったよなぁ。

シードのサイズ変更が無効の例、有効になってる例は載ってるけど、有効にするってどうすりゃいいのかわからない。試してみよう。

バリエーションシードに上のシード値と同じ数値を入れ、
下のResize Seed from Width, Resize Seed from Height にそのシード値を使った元の画像のサイズを入れます。

640 * 512

お、ローブが若干短くはなったり背景の城が傾いてはいるけど、
ほぼ同じ構図。
・・・もっと横に広げられる?

704 * 512

ポーズが若干変わり、服も腋の所が空いたり。

768 * 512

また、謎の服装になってしまいました。
今回は服装にこだわってますけど、ポーズ自体そう大きく変わる訳ではないので必要とあれば、後から画面サイズ変えてみるのもありかなと。

補足:アウトペイントについて

Githubの解説にこうありました

アウトペインティングは、通常の画像生成とは異なり、大きなステップ数から非常に利益があるようです。適切なアウトペインティングのレシピは、画像に一致する適切なプロンプト、ノイズ除去用のスライダーと最大に設定された CFG スケール、および Euler ancestral または DPM2 サンプラーを使用した 50 ~ 100 のステップ数です。

https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui/wiki/Features

CFG Scale 30、Step数90にしてアウトペイントした結果が下記でした。

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