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シニア枕草子#22逃げ上手の若君放送中


今日は日本史の試験にはあまり出ない、鎌倉幕府滅亡から南北朝時代を描いた、松井優征先生原作、週刊少年ジャンプ連載中「逃げ上手の若君」のお話です。2,000字程あります。興味のない方は、無視してください。

画像は2024年週刊少年ジャンプ31号の表紙です。

アニメ声優さんでは、主要キャラ諏訪頼重役を「呪術廻戦」の五条悟役の中村悠一さんが演じておられます。未来が見える諏訪大社神官、現人神の諏訪頼重は、松井優征先生の作品で言えば、
「魔人探偵脳噛ネウロ」のネウロ
「暗殺教室」の殺先生(ころせんせい)に近いキャラです。
同じく週刊少年ジャンプ連載漫画原作の大ヒットアニメ「呪術廻戦」で例えるなら、役割、性格的には「僕最強❗️」という五条悟に近いのかもと思います。オーディションで選ばれた声優さんが同じ方なのも、理解できます^_^。

地域によって放送時間は違いますが、7月20日で第3話まで放送終了しました。

原作コミックスは現在16巻まで発売中です。

アニメはどのエピソードまでを描くのか楽しみな所です。オープニング曲中の映像には、既に亡くなっている登場人物も出ています。

ヒントとして未登場キャラから推測すれば、逃若党(逃げ上手の若君、北条時行の郎党の名前。[ちょうじゃとう]と読みます。)の初期メンバーが集まる所で、第一期が終了となるんでしょうか?

アニメ放送開始前2024年5月に、2023年7月に放送されたNHK「歴史探偵」の再放送がありました。「南北朝の若君」を取り上げた回です。
松井優征先生や、原作漫画の監修と「解説上手の若君」を連載中の本郷和人先生も出演されていました。

番組内で取り上げている「若君」は北条時行と、北畠顕家です。現時点で連載漫画中には、北畠顕家も登場しています。

「逃げ上手の若君」の主役北条時行は、以前に放送された大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」で小栗旬さんが演じた、鎌倉幕府執権北条義時の子孫です。
時は、漫画、アニメとも第1回で鎌倉幕府滅亡です。それから南北朝の混乱と激動の時代です。鎌倉幕府滅亡時、時行8歳です。佐藤二郎さんが、「小学生でしょう」と驚かれていました。
8歳で親兄弟が足利尊氏に殺されてしまった時行が、どのように成長するのかが、作品の見所です。史実に残っている資料が少ないため、描き方の自由度が高いと、原作者松井優征先生が話されています。

それは大ヒット中の「キングダム」のようです。この作品の登場人物の描かれ方は、「史記」などの記録に残る少ない文からの創作脚色です。始皇帝が中国を統一するまでの年数を考えると、非常に大変そうです。自分はキングダムも好きですが、最終回までの寿命は無いと諦めています。

松井優征先生のこれまでの連載漫画は、20巻以上30巻未満完結です。新章を入れて頂き、続きをもっと読みたいと思っても、主題の結末と共に終了して来ました😞。

しかしながら、漫画作品には、50年近く連載を続けられている作品も存在します。それらについても、キングダムと同じく、最終回まで寿命が足りないと諦めました。
松井優征先生の作品は、寿命の範囲内で完結しそうで、高齢読者としては嬉しいと一応申しておきます。

家族からは呆れられていますが、「暗殺教室」最終回で購入をやめた週刊少年ジャンプ。「逃げ上手の若君」連載開始から毎週購入して、読者アンケートも送っています。ジャンプあるあるの人気投票下位での打ち切り予防の小さな1票です。
叶うなら年齢記入欄を省いて欲しいと毎回思っていますが😞。

脳噛ネウロでは、魔界からやって来た、謎を食べるネウロは、コンピュータシステムの暴走や、無差別殺人などの、当時のタイムリーな題材からできる謎が事件の舞台に。
暗殺教室では、見た目がタコ型人間?の殺先生が、学校内カーストでの最底辺、校舎まで別にされて、他の教師、生徒からあからさまに差別され、生きる意味を無くしている中学3年、通称「エンドのE組」の生徒に向き合って、自分の命を掛けて生徒に、学ぶことの大切さや生きる意味を考えさせて、変えて行きました。

題材選び、ストーリー展開。シリアスな部分に、笑いをブッ込む構成、目まぐるしく動いていく場面場面で、笑って泣かせるところが、自分が松井優征先生の作品が好きなところです。

因みに、これまで松井優征先生が週刊少年ジャンプ連載した3作品は、全てアニメ化。「暗殺教室」は、主人公の渚君が、Hey!Say!JUMP山田涼介さん。渚君と並んで活躍するカルマ君を、菅田将暉さんが演じ実写映画化もされています。
殺先生の声と、回想シーンの人間の容姿だった頃の殺先生役で、二宮和也さんも出演しています。ご興味がありましたら、こちらもご覧になってください。

今回の「逃げ上手の若君」は、歴史上実在した人物が主人公。敵も実在した人物の足利尊氏です。
漫画、アニメですので、実在の人物にも、松井優征先生作品らしいヤバい脚色が入っています。
実在していない個性豊かな登場人物も多数います。

少年の成長、仲間との絆などジャンプ作品の王道を踏みながら、少しズラした作品の今後の展開に大層期待しています。

ネタバレしないよう、非常に、ざっくり書いてあるので、ご興味を持たれた方は、書店でコミックスを購入なさってください。テレビアニメも今週放送分からでも楽しめると思います。DVD.Blu-rayも発売決定との事です^_^。
ぜひぜひ一度ご覧になってください^_^。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
コメント大歓迎です^_^。



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