シニア枕草子#12タイトルに枕草子を選んだ理由
まずは何故タイトルが「シニア枕草子」なのか。note内で、少ないとはいえ、他人様の目に掛かる事を知りつつ、思いついた事を好き勝手に書いている❗️からです。
4,000字近い長文のため、タイトルの理由以外に興味が無い方は、以降スルーしていただいても良いかもしれません😅。
本家「枕草子」作者の清少納言や枕草子については、今年の大河ドラマが、同時代を生きた紫式部のお話のため、NHKの歴史番組やYouTubeで沢山取り上げられています。
平安時代の方にとって、紙は貴重品でした。大河ドラマ「光る君へ」内では、枕草子は、中宮定子の兄藤原伊周(これちか)が一条天皇に献上した上質の紙の一部を、定子にも「何か書けば良い」と渡します。定子が貴重な紙に何を書くのかを考えていると、帝が「史記」を書き写されたと聞いて、帝が「しきもの」なら、中宮様は「枕」を書かれたら良いのではと清少納言が提案したら、中宮様が笑顔になられた、というようなエピソードが出てきました。要するに、帝の「しき」に掛けて「まくら」と解いて「枕草子」と名付けたという事です。
歴史的事実として、中宮定子の幸せな生活は長続きしません。兄藤原伊周、弟隆家の失脚から定子が出家。一条天皇と会う事ができなくなってからの懐妊発覚と、不幸続きの定子と、彼女に従う清少納言の姿は、実在の人物に史実に残っていない創作を織り交ぜ描かれ、大河ドラマ放送は、自分にとり毎週楽しみなのですが、残念ながら、史実通りに定子は不幸な最後を迎えるだろうと思います😞。
大層美しかったと後世にも伝わる定子は、出家した身でありながら、一条天皇との間に三人の和子が誕生、三人目の出産直後に亡くなり、清少納言は歴史の舞台から消えます。「清少納言」は通称名で、本当の名前も残っていない彼女の最後の地は不明で、日本各地にその墓は存在します。
何だか大河ドラマ話に夢中になり、話が逸れました。
清少納言の枕草子は、有名な「春は曙」から始まります。
その中身はバラバラ。書かれてある時期も内容も各段の長さもバラバラです。中宮定子の宮中での生活や衣装についてのキラキラした話、自分の機転の効いた話術で定子に認められた話が多くあります。同時代を生きた紫式部の日記に、清少納言はテキトーな事を知った被りで書き残した嘘つきとまで酷評されているそうです。
また大河ドラマに戻り恐縮ですが、ドラマ内では、自分から帝の許可を得ず出家した事から宮中に居場所がなくなり、失意のあまり生きる希望を失った定子を慰めるため清少納言が枕草子を書き始めたので、楽しい事ばかり書いている事になっています。(しかも大河ドラマ内では、紫式部が清少納言に中宮様の気晴らしになるような話を書いて差し上げて❤️と提案したので、自分的には少しモヤッとしました)😅💦。
話は変わりますが、
最近家族に「アンタ自分の事が一番好きな人間やな」とよく言われます。
結構傷つきます。通算すれば人生の20年程を高齢者、障害福祉畑で働き、年齢的にも高齢者の仲間入りが近くなりました。福祉職年数は、結婚前と子供が小さかった頃の5年に、母の意向で、母お抱え運転手、育児と家事に励んだ無職期間を挟み、母没後15年の通算20年。
パートナーよ、家族になってすぐに、仕事第一主義だった自分に「なんでそこまでする必要があるん?」と言い続けてたよね?
仕事と妊娠、出産後の育児、家事で身体を壊して、母の意向で実家暮らしになって、子育て時間と母の介護期間を持つことができました。その間に、世の中が介護保険の時代に入り、介護保険制度も、障害福祉制度も時代遅れの浦島太郎状態で福祉関係に復帰。
母は亡くなっていたけど、どんどん認知症に突き進んで行く父を野放しにし、子供の塾や学校の送迎もパートナー任せ。決め台詞は「仕事なんで」😓。
脳梗塞の独居老人を救急搬送したら、父の晩御飯の準備もせず、入院手続き、保証人になって21時過ぎての帰宅😞💦。
生活保護受給の独居高齢者で駆けつけてくれる身寄りもいないから、自分がやるしか無いと何回も言われ続け、最後の方は諦めて頂き、父の食事以外は家事をして頂き、当時のこと、大変感謝しております。
最終的に、風邪からの胃腸炎、我慢して仕事を休まなかった挙げ句、ストレス性胃腸炎で退職。
退職後1年以上経過した現在も、慢性化した胃腸炎は、食事の自己管理をしないと、すぐに悪化する。
やたらと寝込む😞。
家で草抜きを半日したら、残り半日寝込む😞。
草抜きアルバイトをした後は、直帰して、汗をかいた衣類を着替えないと寝込む😞。
自分的には、だんだんと亡くなる前の母に似て来たと思っています。
「調子悪いから、寝てる。晩御飯はうどんでいい」が、昨日のパートナーへのLINE。確かに自分が好き❤️な勝手なヤツです。
他人様の命に関わる仕事は辞めました。子供も独立できました。そうしたら、年は高齢者の仲間入り間際。最後は自分の身体の声を聞いて、自分を好き❤️な余生で良くない?と思ってます。
こんな自分に文句を言いつつ、たいして追及する事なく、毎日ご飯を食べさせてくれている家族がいる事を心の底から感謝しております。
◯八先生ではありませんが、「人」は支え合わないと生きることができないんだろうと思います。
自分にとっては、健康を気遣ってくれるパートナーが、現在はいます。お互いに支え、頼り合って、行けるところまでは生き続けたいと思います。
ところで、
介護保険を利用している独居の高齢者の方々にも、障害福祉サービスを利用している独居の方にも、お伝えしたい事があります。
あなた方のサービスに関わっている人間にも、家庭生活がある事を忘れないで頂きたいのです。
独居だから、頼れる人間いないからと、関わっている人間の善意を、当然のように求めるのは、いい加減にして頂きたい❗️のです。
自分が退職した事業所で1番人気が高かった方は、ご自身のご家庭が崩壊しています。
自分の目で見ても、その方はとてもお人好しで優しい方です。家の事情も、そんなには話すことなく、毎日過密スケジュールに文句を言う事なく、働いておられました。ただ、オフレコで、あまりにも長く引き留められて、帰宅してから家族のブーイングがひどかったと聞いた事がありました。
退職した自分が、この事を最近知ったからと言って、わざわざご本人に理由を聞くのは、失礼にも程があるので、あくまでも推測です。が、自分の経験を踏まえて、自分よりはるかに仕事上、親切丁寧に対応していた方の、ご家族の不平不満は大変な物だったのでは無いかと思います。
それが積もり積もって、ご自分のご家族がバラバラに崩壊したとすれば、酷過ぎます。自分は重度のストレス性胃腸炎で、1ヶ月以上満足に働く事ができなくなり、退職で.き.ま.し.た。(退職の意向を告げた以降1年、出勤不能になるまで働きました。出勤不能だから退職できました)。
その頃から、よく思っていたのは、仕事で関わっている人とは、常にイーブン、五分五分の関係性を保つべきだという事。
色々な方がおられます。「自分の家に来たら、あなたはお給料が出るから、いつでも喜んで来るべき」というような事を平然と話す方いました。
残念ながら、そういう発言をすると、誰も行きたがらないですから。
福祉業界は、未曾有の人材不足です。お茶とお菓子のおもてなしとか、通常は有難いですが、残念ながら現在は迷惑です。時間ないです。予定が目白押しで、食事は移動の車内で運転しながらパンを食べる。パンを買う暇が無ければ、非常食用に常備のビスケット3枚を食べる。摂取カロリー150キロカロリーで、何時間働くねん❗️という有り様です😓。
現在その事業所では、70歳を過ぎ、背中が丸まってしまったり、物忘れが多くなって認知症が疑われるような人まで働いているそうです😓。
ボーナスも定期昇給もない、小さな事業所では、新卒採用なんて有り得ないです。介護福祉業界の離職率は高いです。というか、自分の子供に人の役に立つ仕事だからと、福祉業界を進める人間を身の回りで、ほとんど知りません。
介護保険料を支払っている40歳以上の方々、介護保険費用負担が増大しないよう、ご自身とご家族の心身共の健康維持に留意して生活しましょう。
政府は何もしてくれません。
このままの状況が続いていると、近い将来に、介護保険料の負担者年齢が40歳から30歳以上に変更される事でしょう。
今の若者、毎月の社会保険料負担、大変だと思います。少子高齢社会、どんどん悪化していますが、これって、政治に無関心な、我々バブル世代のせいでしょうか?
最近よく、選挙で民意を反映と言ってますが、これまで学校教育では、故意に政治の仕組みなど教えて来てないと思います。18歳に選挙権を与えてから、何やら言い出したらようですが、誰に投票しても変わりようがないです。
だって実際には、政策は官僚が決めてるでしょう?国会中継を見れば一目瞭然。みんな予め官僚が準備した文書を読んでるだけやん。
政権交代とか言って、民主党?連立与党?が成した事は、官僚の反発による政治の停滞と、福島第一原発の事故⁉️
瞬間湯沸かし器のような当時の首相が、出さないで良い口出しをして、現場を混乱させ、原発に想定外💢の最悪の事態を招いただけ💢。我々が生きている間に原発の廃炉作業は終了できないかもしれません😞。多分無理。高校の延長みたいな短大卒の自分も、原子力発電の危険性は、学校で習ってる💢。
このような言いたい放題を書いているので、自分の投稿タイトルは「シニア枕草子」なのです。
自分自身、予想外の長文となりました。最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
よろしければ、特に後半の介護福祉問題、社会問題的な部分にコメントお願い致します。
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