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姉妹は、どちらが幸せか?自分で比べて考える

今朝ひとみ様のnote「姉妹間葛藤」を拝読し、自分が考えている姉妹間の話を致します。

少し脚色しております。実録告白では、ありません。
独りよがりな内容ですので、その点ご容赦ください。
ご気分を害された場合、閉じてくださいませ。
ひとみ様にも、note内で、勝手に記事名等を出した失礼をお詫び致します。また画像はお借りしております。ありがとうございます。

自分は、2人姉妹の次女になります。
年の離れた長女は、幼い頃は、ご飯を作ったり、休日に遊んでくれる母代わりの存在でした。

結論を先に申せば、何年かの間でも若い頃の両親の愛情を独占する事ができる長女がお得だと思います。

次女目線のないものねだり、僻みかもしれません。

母は、看護師でした。
頑張り屋さんですが、元々は身体が弱い人でした。

父は長女誕生時は大変喜んだそうです。

長女誕生から何年も経過して次の子の妊娠中、母はツワリのため食事を摂れず、かなり衰弱していたそうです。

これが最後の出産と周囲の誰もが思っていたそうです。

それなら家を継ぐ男子が欲しい。
戦前生まれの人は、そう思います。

生まれたのは女の子。

両親は落胆したそうです。

子供の頃から何回も「お前が男だったら」話を聞かされました。

命名時、長女は出生届の締切ギリギリまで悩んでつけた。
次女の時は、早く提出したくて、適当につけたそうです。

小学校の国語の作文課題で、自分の名前の由来というのがありました。「好きなドラマの登場人物名」と教えられました。提出作文は作り話を書きました。

写真も長女は沢山ありますが、次女は、ほとんどありません。

ここまで、次女の僻み目線で書き進めましたが、長女目線の記憶は違うようです。

ずっと自分だけを見てくれていた両親が、妹の世話に時間を割くのが、辛かったようです。

作文課題に、「お父さんもお母さんも妹に笑いかけて楽しそうです。私は一人で星を見ていました。」と書いたそうです。担任教師のコメントに「あなたは辛い思いをしているのですね。」とあるのを読み、母は長女も次女も公平に大切にしようと思ったそうです。

そこから我が家に姉妹公平主義ができたのだと思います。
事あるごとに「公平」と言われました。

ひとみ様のnoteにアフリカの部族に末子が家を継ぐという風習がありました。理由は最後に生まれた子は、親と一緒に過ごす時間が短いからとの事。

日本には年を取ってから生まれた子は親孝行だという言い伝えがあります。

自分は親孝行をしておりませんが、
一理あると思います。

長女は先に婚期を迎え「お父さん、お母さんの事をお願いしますね」と、あっさりと嫁ぎました。

長女の結婚時には元気な親も、次女の頃には血圧や糖尿病を発病してました。

鍋の火をつけたまま忘れてしまい、火災報知器が鳴り出したりします。
両親が心配で早々とお嫁には行けません。

結婚条件は、跡取り息子以外、自分の親と暮らしてくれる人となります。

希望通りの殿を見つける事に成功。1年ほど別居してから両親と一緒に暮らし、母が他界。現在に至ります。

時間が前後しますが、
進学は長女は自由に選択。

県外の私立校進学を主張。我が家の進学のパイオニアとなりました。
当時は、高卒就職か、田舎の私立短大進学で就職し、適齢期で寿退職の時代です。
長女の短大といえど、県外進学は先進的な進路だったと思います。

小さかった次女は、公平方針があり、県外私立進学が可能になり、喜んでました。

しかしながら、次女進学時に問題発生。

長女より年が経ち、女性の大学進学が当たり前になりつつありました。

その頃には、母は看護師としてキャリアを重ねて、管理職となっていました。

振り返れば、戦前生まれの母が、娘2人の子育て時代から、時代の最先端の働く女性でした。

長女は県外私立短大卒。
次女を公平に扱うなら、県外私立短大進学。

母の本音は、娘2人いるのだから、どちらかには看護師になって欲しかったそうです。

次女は、時代に合わせて大学進学を希望しました。姑息に進学先の短大から四年制大学への編入を目論んでおりました。残念ながら、1年前期試験でドイツ語に躓き、あえなく挫折。
勉強しなかったので自業自得です。

我が家にとって、長女は子供の頃からお姉さんしていて、家事や妹の育児まで頼りになるお母さん的存在でした。

両親の評価は、長女はしっかりした働き者でした。

ところが、嫁に行った後、雲行きが怪しくなって来ます。

子育て中に、自分のお小遣い稼ぎとストレス発散のため、各種アルバイトを開始。

可愛い孫と過ごせると、母は管理職の職権濫用し、アルバイト予定に合わせ仕事を休み出しました。

子守は日中長時間でした。お昼寝タイムつきです。たまの休日デートを、将来の義母と紙パンツ履いてる甥付きでも付き合ってくれた主人には感謝しかないです。

自由に結婚して、家を出られるのは、後に次女がいる長女の特権ではないかと思います。

姉妹間の葛藤は本当に難しいです。

年を重ねると、親の介護、看取り、遺産相続などの問題に直面します。

それを乗り越えていくには、お互いに公平な立場になるように気遣う事が肝要なんだろうけれど、「公平」って難しいですね。

小さな頃から聞いたワードではありますが、本当に難しいです。

最後までお付き合い頂いた方、ご気分がどんよりとしていませんか?

このような駄文に最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

ご意見がございましたら、コメント大歓迎致しております。

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