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絶対音感がある人は音楽を聴きながら読書ができない。

「絶対音感」は、3歳位までにトレーニングすると、先天的に持っていなくても獲得できます。

英語などのバイリンガル教室と並んで、早期の幼児教育で通わせようかと検討する方もいらっしゃるのではないかと思います。

自分も子供が小さい頃に、絶対音感のトレーニング教室の体験を受けさせたのですが、家族の反対もあり、教室に通わせる事は中止しました。

今は受けさせなくて良かったと思っております。

「音」が全て「ドレミ」の音階に聞こえるって、素晴らしいように思えます。

音楽家の方には絶対音感を持っている方が多いようです。

しかしながら、この才能にはデメリットもあるようです。

テレビで、絶対音感を持っておられるピアニストの誰かが、面白おかしく話されていたのは、誰かにお叱りを受けていたとしても、その声が「◯の音」では、全く合わないから、心に響かない。笑いを堪える位と仰います。

え?と思いました。

全ての音に音階がわかるというのは、不便な事もあるらしいです。

西島秀俊さん主演ドラマ「さよならマエストロ」でも、絶対音感を持っているチェリストが、他のメンバーの音のズレがわかる事からストレスを爆発させて、ケンカになっていました。

高性能過ぎる耳は、ちょっとした音のズレや歪みをとらえてしまい、混乱してしまう事があるそうです。(ネット調べです)

絶対音感を持っているのに、音痴で、自分の歌がストレスと仰るピアニストさんもテレビで拝見しました。音程が外れているのは、絶対音感のため自覚できても、修正できないそうで、余計にストレスを感じるみたいです。

音楽を聴きながらの読書は、音楽が集中を邪魔して本の内容がわからないので、両立できないと、これもテレビで聞いた事ですが、ネット調べではそれはでてきませんでした。

3歳までに習得させれば一生獲得できるという「絶対音感」を、本人がよくわからない間にトレーニングさせて、喜ばれるか、恨まれるか、答えが出るのが、後になります。

子供が3歳当時は、絶対音感のデメリットについての知識はなく、教室を正式に受けさせれば良かったかなと時々思いましたが、今は行かせなくて良かったと思っております。

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