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#003 メンター男とコミュニケーション(番外編)そして感謝。

【この番組について】

『ちーがーうーだーろー!!このハゲェェエエ!!』
by. 豊田真由子元衆議院議員

豊田真由子氏のように吠えたくなることを私がぶった斬るPodcast番組。
「アラサーゲイの吠えたいラジオ」(以下吠えラジ)から第三回目の咆哮が配信されました。
これは、そのあとがき。是非、本編と合わせて読んでみてくださいね。


【ご挨拶】

"はおー!10月6日、18時13分を回りました、東風亭ウルフです。
みなさんはどんな週末をお過ごしになったのでしょうか。"

私の週末はコロちゃんで完全にやられていました…!ぐぎぎ。
連休なのになんにも楽しくない。喉痛い。
でも5点ラジオが日本放送へと進出されましたね!その時間だけは楽しくすごさせていただきました。ありがとう!5点ラジオ!

"とってもありがたいことにね、皆さんがハッシュタグを付けて感想を呟いてくれる"

言葉にしないと伝わらない、けれどあまり言葉にすると安っぽくて胡散臭くなる。ながら聴きであろうとなんだろうと、その人の時間を私に費やしてくれてるってことなんです。
聴いてる側としてはそこまで考えてないだろうし、私も一々「時間がないからこれは聴くけどこれは聴かない!」なんて意識はしない。
けれど、逆に「あぁ。この人の声はちょっと苦手かもしれない」だとか「この人のポッドキャストは何が面白いんだろう…」と思ってしまう人が当然いる。だから私の番組を聴いてもらえるということはそれだけでもありがたくてすごいことだと考えている。
そのうえで「面白かった!」とか「わかる!」とか感想を書くことにさらに時間を使ってくれる。感想を書くという行為は「その番組を応援していますよ!」という意思の表れだと私は勝手に思い込んでいる。

以前、反省会まで含めて29回ほどポッドキャスト番組を配信していたのだけれど、その当時は残念ながら感想がつくのは身内からだけで、申し訳ないが自分自身でも聴くに堪えない番組だった。
そんな失敗も重ねたからこそ、応援してくれる人がいるありがたみ、喜びが人一番わかるのかもしれない。29回の失敗は私にとって得るものばかりだった。(二度と公開しようとは思わないですが…w)

"はちみつ100%の飴ちゃんもおすすめですよ。"

番組で紹介したこれ、みなさん知ってます?

今も自宅でこれをなめながら、マスクをして執筆中。
あと同じくポッドキャストを配信されているFika喫茶のスミレ子姐さんにも教えてもらったとっても良いのど飴を教えていただいたので、それもゲットしたら紹介しますね。

【パチモンGO:メンター男】

"吠えたいネーム、手羽先コウさんからのおたよりです。"

手羽先コウさん…w デビル夫人の次は手羽先コウさんからのおたよりでした。(両方架空)

手羽先さんからのおたよりについてはご自身の経験、ではなく、
ご自身のご友人様が行き会ったモンスターという設定でおたよりを書いてみました。

手羽先さんやメンター男にも言えることですが自分より賢い人、自分より立派な人、あるいはそうでない人なんぞ世の中にはごまんといます。
そんな当たり前のことすらに気付くことができない時点で彼だけでなく、彼女もある意味モンスターなのでしょう。

人は四角ではなく立方体です。あなたに見えている面は一面で、側面もあるし、裏面もある。もしかすると本人すら自覚していない才が底面にまだ隠れてるかもしれない。それを見ようとしないから「尊敬できる人がいない」などと言えてしまうのかもしれませんし、だからこそメンター男のようなパチモンに行きあたるのでしょう。

"この手羽先コウさんのお友達は本当にお友達なのかしらね…"

人間関係は対等な立場の者同士以外、同じレベルの者同士以外では成立しないと私は考えています。
対等でない、同じレベルでない場合に必ずといって歪が生じます。
上司や先輩などが良い例で、素敵な上司や先輩は必ず自分より立場が下の人間を引き上げるように接するし、さらに今のレベルにまで降りて来てくれるものです。
それができない人間、肩書があるがゆえに「自分は立派な人間だ」と勘違いしてしまう方とはやはり歪が生じることは多いのではないでしょうか。

そういった意味で、このご友人様は手羽先さんのことを"友達"と認識しているのでしょうか。架空のおたよりとはいえ、自分で書いていて心が痛くなるようなおたよりでした。

"出会いの場ではモード反転、裏コード「外交」"

えぇ、言いたかっただけです。エヴァネタぶっこみたかっただけです。
分かってくれる人いるかな~…有名なシーンだからエヴァ好きならすぐわかってくれると思いながら言ってました。
エヴァについてもいつか語りたいですね。

"湘南の男は「おいしいパスタ作ったお前に一目ぼれ」することはあるかもしれないですが、メンター男はおいしいパスタじゃ満足しません。"

すみません。これも言いたかっただけwww
神奈川県は藤崎あたりで吹いてるであろう風の、純粋な恋の歌を引用いたしました。
おいしいパスタ作ったお前に一目ぼれ、ってかわいい男よね。
そのパスタソースがさ、たとえばキユーピーのあえるだけパスタソースとかだったとしても、おいしければおいしいパスタ作ったお前、一目ぼれ、なんですよ。そういう男とくっついた方が絶対に幸せだと思います。

さて、メンター男の友人をもてなすとなるとそうはいかないわけです。
どれだけキユーピー様の製品開発チームが努力して、おいしいあえるだけソースを開発してくださったとしてもメンター男は満足しません。

そもそも彼らには基本「俺意外の人間はバカ」という色眼鏡を標準装備しているパチモンでございますので、
そんな男に引っかかった女性の料理はなんであろうと満足はいたしません。
なにをしても彼らのモラハラ攻撃が止むことはないでしょう。

"もちろん手羽先さんのご友人様の戦場はここじゃないんだけれど、
手羽先さんご自身の戦場もここじゃなくってよ。と、僕は思いました。"

手羽先さんのおたよりを通して一番吠えたかったのは、メンター男のようなモラハラ男のこともそうですが、
友人同士でマウントを取るような友人関係は断ち切った方がいいかもね?
それは本当の友達なのかしらね?というところであったりします。

前述の通り、良好な人間関係は対等でないと成立しません。
その頂点に君臨するのがパートナー(恋人や配偶者)という関係性。
そこまではいかなくとも友人関係だって対等であるべきなのです。
優しすぎる性格は時に己の身を滅ぼすこともあります。

度を越した優しさは甘さに繋がるし、蛮勇は油断になる。そしてどんな献身にも見返りなんてない。

だから対等な人間関係でないと歪が生じるのです。対等かどうかを決めるのはご自身でございますので、私のような外野がとやかくいうことではありませんし、お二人の友人関係というのも私から見えるのは立方体の一面でございますので、本当は対等と感じられる側面もあるのかもしれませんが、
もし、手羽先さんのような方が私のリスナーさんの中にいらして、違和感を感じながらも友人関係を続けている方がいらっしゃったら、一度振り返るきっかけを作りたい、そんな風な気持ちでこの"手羽先コウ"さんというキャラクターが爆誕しました。

【雑談:コミュニケーション】

第1回の放送、記念すべき1回目のパチモンGOで、初対面で自身の重い過去の話をする人間は地雷、と話した際、サラッとかつての私もそうであったと話しました。
そう、私はかつて子泣き爺タイプの人間でした。今でももしかしたら距離感間違えてしまっていることがあるのかもしれない。
それだけその人のことが好きで、仲良くなりたいと思っているのですが、それは私だけの感情であって、相手の感情ではないことを今は分かっています。

だからそれを受け入れられるくらいの懐の大きな方は"すごく深く仲良くなる"ことができるのでしょう。
逆に徐々に距離を詰めたい方には本当に申し訳ないことをしてしまっているなと思うのです。だからシャイニー(死語)なおゲイになれないことも分かっている。結局ないものねだりなんですよね。
きっと私と真逆のタイプの方は「誰とも深い友人関係を築けない」と悩むことがあるのかもしれません。

"いまだにはじけてる同年代とかみて「地に足付けろよ」とか「年齢顔に刻んどけよ」とか思っちゃう"

そう言い聞かすことで、羨んでも手に入らないものを貶めることで「私はこんなもの欲しくない」と強がりを言っているのでしょう。
とっても醜いですね。本当に手放したいものは羨む心ではなく、強がりであり本心を話せない可愛いくないオブスな私の心かもしれません。

"僕の雑談の仕方って間違いだらけだったって思い知る"

学生の頃や若い頃は比較的だれとでもすぐに仲良くなれるタイプだったように思います。それは怖いものがなかったから。怖いものを知らなかったから。色んな怖いものを僕が見なくて済むように、たくさんの人が守ってくれていたから。

社会に出ればそうはいきません。自分で怖いものに目を向けなければいけないし、怖いものに行き当たったときは自分で自分を守ってあげなければいけません。

社会に出てから自分が何も出来ないこと、他人と何も紡ぐことができないこと、自分の想いを言葉にできないこと、自分に意気地がないこと、など数々の弱さを思い知りました。学生時代に見ていたキラキラしていた世界は、そういった怖いものや私の弱い部分を私が見なくて済むように守ってくれていた世界だったと社会に出てから知ることになります。

大人になるにつれて自分の未熟さをどんどん思い知ることとなります。
その中で自分はコミュニケーション能力がとても低いことを知りました。
自分の伝えたいことが伝わらない、自分の考えがあまりに足りていない、そんな自分を変えたくて話し方の本などもいくつか読み漁り、実践はしましたが、あまりどれも役に立てることができず、自分を守るために適当に笑顔を振りまいて、周りから降りかかる仕事も合格点ギリギリのところで仕上げてくるため、社内では70点の男というなめられた異名がついていました。

しかし、ポッドキャストをきっかけにリスナーさんが聴きたいと思う話をしよう!というマインドをきっかけに雑談力の本を読んだのですが、これまでどのコミュニケーション上達のハウツー本を読んでも改善できなかった理由がはっきりとわかったような気がしたのです。
とてもホッとしたのは記憶にまだ新しいです。自分は注意欠陥障害やアスペルガーなのかもしれない、と真剣に思い悩むほどでしたからね。

【番外編:そして感謝】

聴いてくれる人がいなければ、雑談力の話に行きつくこともなかったでしょうし、相も変わらずうまくいかないコミュニケーションを続けていたことでしょう。

上辺だけのコミュニケーションでニコニコしながら、嫌な仕事も淡々とこなし、どこに行っても"70点の男"であり続けたのでしょう。
今はまだ70点の男に変わりはないのですが、これから71点、72点、73点と少し歩みを進めていけばいい。

もしかしたら残りの30点は私の個性を持って完結するものだったのかもしれません。
その個性、意思を表明するために言葉や雑談を駆使する。
いつかポッドキャストで話す日がくるかもしれませんが、社会にでたばかりの私は本当に無知で無能でしたので、25歳の時に自主退職勧告を受け路頭にさまようこととなりました。
それ以来、捨てられることの恐怖心を知った私は嫌なことも笑顔で対応し、捨てられることのないように最低限何事も合格点を目指すようになっていました。
その代償として失ったのは怖いものがない自分、だれに対しても表現することのできる自由な私自身の意志だったのでしょう。

そんなことを考えるきっかけを与えてくださったのも、
そんな気付きを与えてくださったのも、
やはりリスナーさんとの出会いがそうさせたのでしょう。

だから私は精一杯伝えたい。ありがとう、と。
そして、私にできる恩返しとしてリスナーさんに"楽しい"や"元気や勇気がもらえる"番組を作っていきたい、改めてそう感じるのでした。



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