投資をするにあたって日本を重視しない理由
現在、私は米国株を中心に投資をして資産運用を行っていますが日本株はほとんど保有していません。投資信託の全世界株式(オールカントリー)に一部入っているだけです。今回はなぜ日本株を重視しないのかについて語っていきたいと思います。
イメージではなく数字による根拠
私も日本の将来については悲観的ではありますがそれは「もう日本はダメだ」みたいな抽象的なイメージや確定的でない予測によるものではありません。私が日本の将来を悲観する最大の理由は人口推移です。日本の出生数を見てみると
毎年生まれてくる新生児の数ですが右肩下がりに減っていてここ数年は100万人を切っています。このデータの残酷なところはすでに確定してしまっている数字なのでどんな対策をしても過去に遡って増やす事は不可能なところです。つまり今後20年くらいの人口減は残念ながら約束されている未来という事なんです。人口が減れば労働者の数も消費者の数も減る事になるので日本の経済は縮小していきます。物を買う人が減る➡️売れないから物を作る数を減らす➡️企業の収益減➡️従業員の収入減という流れですね。物を買ってくれる人が増えないと経済はうまく回らないのでそこが減ってしまうのは国として致命傷といえるでしょう。
投資というのは基本的にその国の10数年後の経済成長に期待して先行して行うものなので経済成長が期待できない日本は対象外にした方がベターという結論です。
資産運用は将来の経済成長に期待できる投資先を選ぶ
経済成長に期待できるのは人口が多い、増えていく地域なので米国、欧州の先進国にアジアやアフリカの新興国になりそうです。米国と欧州は移民を受け入れて人口の維持、増加をしていますし、中国やインドは10億人以上の人口を有しています。アフリカも人口増加が続いており莫大な需要が生まれる下地があります。
米国を中心として欧州と新興国をバランス良く混ぜているのが私の運用状況です。同じ金額を同じ期間運用しても投資先によって結果は全然違ってしまうのでイメージではなく何らかの数字を根拠にして投資先を決めるのが良いと思います。どうせやるなら出来るだけ勝算の高い手法を選びたいですね。
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