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7/2 新文芸坐 オールナイト


今回観た映画
1) サンゲリア
2) 墜落大空港
3) 恐怖のいけにえ

自分的には3,1,2の順で面白かった。
3 >>> 1 >>>>>>>>>>>>>>>2 ぐらい。

サンゲリア

ルチオ・フルチ監督作品。言わずと知れた名作である(ちなみに自分は今日まで知りませんでした笑。にわかです。)
大まかな流れはニューヨーク湾内に正体不明の船が漂流している。1人の警察が中で調べていたらゾンビに襲われた。もう1人の警官にも襲おうとしたが銃1発で倒された(見かけより案外もろい)。船の持ち主の娘と新聞記者の男性がカリブ海まで父親を捜しに行ってくる。
そこでゾンビに襲われるという内容。

見どころは父親を捜している道中で現れるゾンビ、カリブ海の謎の医者と助手。この医者はベッドに寝ている患者を銃で殺している。ここで自分はもしかしてこの医者が関わっているのか?と疑っていた(後述)

現地で知り合ったアメリカ人夫妻と共に捜索中、4人はゾンビの集団に襲われた。命からがら病院に逃げ込んだがそこには医者がいた。

ゾンビに襲われたことを伝えると銃を持って、火炎瓶を用意、窓もドアも閉めてゾンビに備えた。ここで、「あ、結局この医者は黒幕じゃなくて単純にここで働いていた医者だったのか」と判明した。病院内の死者もよみがえり、外からも大量のゾンビ集団がやってきて戦うシーンが最大の見どころだった。

医者、助手、アメリカ人夫妻も殺されたが新聞記者と娘はクルーザーに逃げることができた。しかし、ラジオをつけると既にアメリカ本国もゾンビに襲われていた、というシーンで終わる。

自分的にはゾンビの原因究明、ゾンビとの戦いシーンを増やして欲しかったが大満足で見れた。上映後にどこからか拍手が聞こえたので自分もやった。


墜落大空港

すいません!この作品はあんま面白くなかったのでうとうとしてました。

恐怖のいけにえ

オールナイト最後の作品。
この作品は初めて見るけどお気に入りの作品になった。

流れとしては、3人のテレビクルーの女性がカリフォルニアの田舎町まで取材に行ったが、ホテルはどこも満席で困っていた。ホテルを見つけたかと思いきやそこは博物館だった(あまり繁盛してない)
博物館の支配人は彼女たちの事情を知ると自分の家に泊めてくれることになった。どうもこのおっさん(デブでハゲでニコニコしてる)は親切だがどうも変だ。結局好意に甘えておっさんの家へ。そこは大きな白の歴史のあるファームハウス。おっさんの妻も出迎えてくれたが挙動不審で目が死んでいる女性、おっさんは人見知りするのだと言ってるがどうも怪しい。
(ホラー映画をあまり観ない人でも犯人だと分かりそう)

しかし、部屋は綺麗で彼女たちはくつろいでいた。3人中1人を残し、主人公の女性と妹は街の祭りを取材に出かけた(ここからが本番)。お約束通り殺人が始まる。


ここからは実際に見てもらいたいのでストーリーは割愛。自分の気になるポイントを書く。
ネタばれを書くと博物館のおっさんはやはり彼女たちを殺す気だった。
ただし殺していたのは地下に監禁されている知的障害持った男だった(おっさんの息子?)。
おっさんの妻は本当は妹で妹との近親相姦で出来た子供らしい。
他にもおっさんが博物館内で1人父親との会話を思いだしていたが、内容を聞くに父親も殺したようだ。

主人公の女性は息子に好かれたようで殺されはしなかった。だが今度は直接おっさんが殺しに来たのだがこれが本当に怖い。

結局このおっさんは何が目的なのかが分からなかっただ理屈抜きで怖かった。

最近見たホラー映画ではトップクラスに良かった。


上映後にこちらも拍手が起こった。



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