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【カフェ・マッキャート】

みなさんこんにちは。

バリスタの青木です。

本日はお客様からの質問が一番多い

『カフェ・マッキャートとラテ・マッキャートって何が違うの?』

という疑問に応えたいと思います。

まずは【カフェ・マッキャート】caffè macchiato

『マッキャート』という言葉はイタリア語で『染み』という意味です

カフェ(エスプレッソ)にミルクの白い染みがついたように見えたことからのネーミング。

毎回思いますが、イタリア人のネーミングセンスには脱帽ですよね。

カフェのメニューもそうですが、料理名なども

一度聞くと『なんか言いたくなっちゃう』

魅力的なネーミングが非常に多いですね

カップチーノ、エスプレッソ、マッキャート、リストレット、ルンゴ、マロッキーノ、シェケラート、ビチェリン、ペペロンチーノ、マルゲリータ、アマトリチャーナ、カルボナーラ、クアトロフォルマッジ、アラビアータ、などなど。。

と、これ以上話がそれると戻れなくなりそうなので、

戻します、すいません🙏

【カフェ・マッキャート】はエスプレッソカップに落とした一杯のエスプレッソ(約25ml)に約30mlのフォームドミルクを注いだもの。

エスプレッソのビター感を強く感じ、量も少ないドリンクなんです。

ただ、エスプレッソ好きには非常に愛されているメニューでもあり

特に砂糖を入れてよく混ぜて飲むと、コーヒーのビター感もしっかり残りつつ、ミルクチョコのような味わいになります。

ミルクの温度感、フォームのボリュームも重要なポイントで、エスプレッソの温度が全体のバランスに影響するので、通常のカプチーノやラテ・マッキャートのミルクよりも少し温度は下げ、しっかりフォームを入れてつくります。

そうすることによって、よりクリーミーな口当たりになるんです。

最初にエスプレッソに5gの砂糖を入れて良く混ぜてから、そこにフォームドミルクを注ぐのが定番な常連さんもいらっしゃいます。

他には【カフェ・マッキャートーネ】という飲み方もあり、

こちらは一杯のエスプレッソ(約25ml)に、少し多い約50mlのフォームドミルクを注いだもので、レーブカフェではカフェ・マッキャートのLサイズを【カフェ・マッキャートーネ】としています。

日本では『〜マキアート』という言葉が先に広まったので、フレーバーがつき、甘くて量が多いコーヒーのイメージがなかなか拭えないのも事実で、お客様にはオーダーの際に確認することがあります🙏

量は少ないですが、クリーミーでエスプレッソのアロマがより豊かに感じられる

【カフェ・マッキャート】

エスプレッソもそうですが、

『持続するアロマ感は、飲み切る時間が短くても、余韻で楽しめる時間は長い』

このエスプレッソにしかない素晴らしさをしっかり伝えていければと思っています。

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とは言え、【カフェ・マッキャート】はちょっとビターすぎるな。。

という方は、お砂糖入れてよく混ぜて飲んでみる、

または【カフェ・マッキャートーネ】を試してみていただきたいですね‼️

せっかくお金を払って飲む一杯なので、わがままなカスタマイズに挑戦してみるのも良いと思いますし、もちろんバリスタは大歓迎です

「今日は泡だけをのせてほしい」

「ミルクを熱め(ぬるめ)にしてほしい」

「ミルクじゃなくホイップクリームをのせてほしい」

「ココアパウダーを振ってくれ」

「カフェインレスで」

などなど

その日の気分や体調に合ったドリンクをバリスタに提案してもらって、

【自分だけの一杯】を見つけてほしいと思います。

では次回は【ラテ・マッキャート】についてお話したいと思います!

それでは!


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