配信するというハードル

 仕事で疲れているので今日は短めに。
 実は配信するサービスの配信者だったりリスナー側の人間として参加し始めてもう13年になる。ニコニコ動画、こえ部、youtube、twich、spoon、今では聞くだけの配信アプリならもう2,3個アカウントを持っているアプリがある。

 たまに配信の魅力って何だろうって考えるがやはり配信者とリスナーの共犯関係だろう。これに尽きる。

 おそらくこの関係はラジオが主体の現場であったが、インターネットが発達し、いわゆるweb2.0の時代に差し掛かったあたりが僕の思春期真っただ中の時代であった。双方向性のメディア。リスナーのリアクションが配信者にリアルタイムに帰ってくる。まるで対話をしてるかのようなスピードで。

 素晴らしい文化の発達の反面、人間関係によるトラブルも激化した。配信者とリスナーの距離が近すぎてしまったがゆえに起こってしまった弊害の数々。それをリスナーたちは配信者に向けて「推し」という形で一線を区切ることによって自分たちの精神衛生を保つようになっていった。

リスナーも配信者も今は目に見えない。雰囲気で何となく構成されているモラルやリテラシーの中で配信活動を行っている。(もちろん明言化している方々もいらっしゃるのだが)息苦しいわけではないのだが、こうやって見えないルールが増えていく過程は13年見続けていて面白いなと思う。

こうやっていろいろ進化や試行錯誤をしていきながら文化はどんどん発展していってほしいなと思う日々である。
…タイトルと関係ない話に着地してしまったかもしれないが、今日はこんな感じで終わりますね。w
 

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