【過去の記録】記念日【2014/12/06】

私がいつも願うこと

そばにいて

でも触れちゃいけない

いけない関係

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当時私は高校生

彼は年齢でいうと大学4年生

16歳と22歳

未成年だった私は、少し大人で

何かを惹きつけるような魅力のある彼に好意を持っていた

ずっと私は追いかけてる

今でも

そばにいるのに、何故か不思議と遠くに感じる

指先を触れたら壊れてしまいそう

私にはできなかった

だからきっと今がある

久々の会話に、彼は戸惑っていた

彼のトーンに合わせたくても

私の胸の高鳴りがそうはさせない

嬉しくて

電車の中でも話が止まらなかった

乗り換えの駅が来ないで欲しい

私達、何年目かな

やっぱり別れるのは日付が変わる前

帰りたくない

私は終電をわざと逃して、彼の車にのった

息が白くなる車内で、彼は言った

「ナビ、自宅に設定しな」

いつもそう

why....

私、もう子供じゃない

気づくと私は、無意識のうちに彼に抱きついていた

彼は私の肩に手を回すこともせず言った

「寂しかったよ」

胸が痛くなった

嘘つき

抱きしめてくれたっていいのに

もう大人なのに

あなたの中の私はまだ16歳

やっと追いついたと思ったら

あなたも一緒に時を過ごしていることに気づいた

神様少しだけ

距離を近づけて

心も体も

一度だけでいい

ほんの数秒でもいい

6年の月日をなかったことにして

時間は解決してくれない

冷え切った体は、まだ温まることはなかった

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みっこべぇーとラーメン食いました

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