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変わらない信念

こんばんは。
バリバリースタッフ まことです。

昨日、洗濯屋さんにいってきました。

数年前に知人から紹介された洗濯屋さんなのですが、
洗濯屋さんといっても、ちょっと違います。

それは何かといいますと。。。

全品水洗いの洗濯屋さん

その洗濯屋さんは、兵庫県加西市にある洗濯工房 無有さんです。
http://www.cleaning-house-mu.jp/index2.html

洗濯屋さんに頼むのはコートやニット、シルク、麻、合成繊維などいろんな素材のものがあります。

素材に分けて洗濯に使うものは変えてらっしゃるのですが、
環境に負荷をかけるドライクリーニングはしない。

と親の代からつづいた洗濯屋さんにあったドライクリーニングの機械を捨ててしまったんだそうです。

そのときは、20数年前でドライクリーニングがない洗濯屋だなんて。
ばかじゃないのか。
と白い目で見られたんだそうです。

周りには分かってもらえないけれど、地球をきれいなまま次に渡すためには環境にやさしい洗濯をしたい。
と自分で水と石鹸でキレイに汚れを落とすには?と研究してこられました。

その研究をしている洗濯屋さんがあると海外からも見学にこられるようにもなられたと話していらっしゃいました。

今でもお水と石鹸で洗っている洗濯屋さんってきかないですもんね。^^;
今やりだしたとしても、まだまだ
「あのお店、おかしいね。」
と言われそう。

化学物質過敏症になった洗濯屋さん

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近年は、化学物質過敏症という言葉も聞かれるようになりました。

洗濯屋さんにも化学物質過敏症を発症されたお客様から
柔軟剤や合成洗剤で洗われてしまったもの、新品を買ったけど着ることができないと宅配便で送られてきます。

そんな大変な状態の方の洗濯物だから、丁寧にキレイにしてお渡ししたい。と一生懸命に洗ってをずっとしてこられていました。

ですが、とうとう、ご自身も昨年10月ごろに化学物質過敏症を発症されてしまいました。

まわりにいる方が、柔軟剤で洗った服などをきていると石油ストーブのまわりにでるような虹色のゆらぎのようなものがみえて、呼吸ができなくなるんだそうです。

お店に来るお客様も普通の方もいらっしゃるので、柔軟剤洗濯をした服や下着を身に着けてらっしゃる。
苦しくて、作業もできない。
しかたなく、お店の裏に柔軟剤を落とす洗濯をするための洗濯機を用意してアイロンも専用のものを出して防毒マスクをしてと対策を始められました。だけど、少し作業するだけでも大変な思いをしていたそう。

どんどん体の状態が悪くなり、化学物質過敏症専門の病院に通われて、お薬や生活の見直しを先生から受けられました。

ご飯も過敏症の方むけに無農薬米の中でも厳選されたもの、
元から気にしていた無農薬野菜や肉、魚もさらに厳しく選ぶようになったと話していらっしゃいました。

「わたしは、
もやっとしたものが見えたり呼吸ができなくなる反応がでるから化学物質だと分かるけれども、他の人たちは目に見えないし体への反応もない。
だけど確実に悪いものを知らない間に溜めていってる。

その怖さを伝えていきたい。これが使命なのだと思う。」

とあつく話してらっしゃいました。



今までは地球を守るために環境にやさしい洗濯をしたい。で貫き通してきて自分が病になったこと。
お客様たちの思いが見にしみて分かったからこそ、今の自分が伝えらえっることをしたい。

挫けそうになってもおかしくない状況なのに。
目がきらきら、、、、と希望に満ちた様子で話してくださる洗濯屋さん。

はじめから持っていた思いを変えずに20数年も続けてきたからこその強さ。

わたしにはこの強さはない。
今はないけど、いいものを伝えたい思いを毎日育てていけば、洗濯屋さんみたいになれるのではないか。

一歩一歩たいせつに。
希望を感じた洗濯屋さん訪問でした。


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