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俺、やってた。愛知県の「森、道、市場2018」で確認してきた話。

こんにちは。ばりです。

愛知県の蒲郡で5月11日から3日間開催された「森、道、市場2018」へ行ってきました。
北海道から出るのが久しぶりすぎてテンションが上り、行きの飛行機では窓に張り付いてずっと外を眺めていました。

愛知に行ってからの3日間は毎晩4時とか5時くらいまで飲んで、翌朝も7時半起きという道東誘致大作戦を彷彿とさせるほどのハードモードが続きました…!
さらに、昨夜札幌へ帰ってきてそのまま飲み会へ。
結局昨日も2時くらいまで飲んでフラフラになりながら帰宅。
寝不足と飲み過ぎで満身創痍の今朝は、傷ついた腸内を労るために稚貝の味噌汁と納豆、そして飲むヨーグルトを流し込みました。

森、道、市場は"フェス"じゃなかった。

300店以上が出店する超巨大マーケットと、イケてる音楽ライブが融合しためちゃくちゃなお祭り。それが「森、道、市場」。

これはもうフェスじゃねぇなと。
普通の野外フェスは、音楽ライブがメインコンテンツで、そのライブを盛り上げるために、より楽しんでもらうために様々な出店があるけど、森道市場では、「市場」ありきで、「市場」の集客のためにライブがある。という感じでした。
あと出店者同士が仲良い感じがすごく良かったな。
良い意味での内輪感というか、アットホームでゆるい空気感が気持ち良いイベントでした。

「ジモコロの家飲み」が森道のオアシスになってた。

今回「ジモコロの家飲み」として出店していたジモコロチームのみなさんに混ぜて頂き、森道市場に参戦してきました。

柿次郎さん率いるジモコロチームが、森道市場に「家飲み」で出店(詳しくは動画をご覧ください)。
界隈の有名人たちがひっきりなしに訪れ、様々な人達が入り混じり交流するオアシスになっていました。

今回なぜこのジモコロチームに混ぜていただけたのかと言いますと、それもこれもあの道東誘致大作戦がきっかけです。
柿次郎さんのお誘いで道東誘致メンバーの中西さんと須藤さんが森道に参戦すると聞いて、勢いで「俺も行きます!」というと快く受け入れてくれました。本当に感謝。

森道市場に行った本当の目的は「確認」

このエントリーにも書きましたが

俺は道東誘致大作戦の打ち上げで柿次郎さんに
「絹張くんは材料がない。ステージが違うから何も言ってあげられない。」
と言われました。

それからずっと
「え?それって俺がやってないってこと?」
と、"やってこおじさん"の言葉にモヤモヤしながら過ごしてきました。

そして最近になってようやくそのモヤモヤが解消されて
「やっぱ俺はやってる。柿次郎さんは俺がやってることを知らないだけだ。」
という結論に至り、柿次郎さんに言われた言葉の真意を、直接本人に確認するため、森道市場に行ってきました。

けれども、森道市場の開催中は楽しすぎてそれどころじゃなかったし、会いたいと思っていた人たちに次々会えるし、柿次郎さんも忙しそうにあっち行ったりこっち行ったりしていて、中々話すタイミングがなく、森道市場が終わってしまいました。

中学生の頃から会いたいと願っていたLIGの社長ゴウさん

数年前からインスタで追いまくってた大阪の井尻珈琲さん

俺、やってた。

最終日の撤収後、北海道チームは名古屋市内のゲストハウスにチェックイン。そのあと「ジモコロの家飲み」チームのみなさんと再び合流して打ち上げへ。
そこでようやくチャンスが回ってきました。

そして満を持して柿次郎さんへ質問。

「柿次郎さん。俺、やってないすか?」

するとなんと柿次郎さんは俺が書いた道東誘致のエントリーを読んでくれていたらしく
「俺はやってないなんて言ってないのに、絹張くんが勝手にそう解釈してnoteに書いたんだろ!」みたいなことを言われました。いやいや、俺のnote読んでくれてたとかすげー嬉しいんですけど!

つまりこれは、「やってこの定義」が俺と柿次郎さんで違ってたということなんです。
「絹張君のやってこの定義ってなに?」と柿次郎さんに聞かれました。
「俺的やってこ」は、リスクや自己犠牲の大小にかかわらず、自分がやりたいと思うこと、自分たちが幸せに暮らしていくためにやるべきと思うことを実践し、続けていくってことだと思ってます。

それに対して「やってこおじさん」たちは、リスクを取ってやりたいことやって、結果や社会へのインパクトを最大化すること、そしてそれをやり続けることが「やってこ」なんだと、そういうことみたいです。

この違いから、俺は「俺やってる!」って思ってるし(もちろん出来てないことの方が圧倒的に多いけど)、やってこおじさんから見たら「こいつはまだやってないな」になる。

柿次郎さんはさらに「借金したりとか、ただリスクを負ったり自己犠牲するだけなら誰でもできる。大事なのはその先の結果を出し続けるってこと。」って言ってました。
リスク負ったり自己犠牲してまでやったことを、しっかりとその先の価値に繋げて、結果を出して初めて「やってる」ってことになると。

たくさんのお金が動くようなでかい仕事をすると、社会に与えるインパクトや収益とか数字的な成果に追われて本来の目的や描いた未来の解像度が下がるんじゃないかって、そんな仕事したことないのになんとなく思っていて、だったら小さくていいから純粋にやりたいことを突き詰めて続けていく方が自分には向いてるのかなと思って今まで生きてきました。
でも、この打ち上げのときの柿次郎さんとの話、そして今日(5/15)の小倉ヒラクさんのツイートの合わせ技でかなり見方が変わりました。

屯田スピリットで北海道を再開拓する!

「人間らしい感覚のままインパクトを出す。」ってめっちゃ難しいと思うけど、できたら本当にかっこいいなと思った。
俺もできることならしっかりインパクトは出していきたい。人間らしさを損なわずに。

やってこの定義についての話が終わったあと、なんでそんな話になったのか忘れたけど「蝦夷アイヌ丸」っていう名前を授けられそうになりました。
正直、蝦夷アイヌ丸は嫌だなぁと思ったけど、そこから派生して「屯田兵」や「開拓」についての話になって、「これだ!」と思った。
俺の先祖のルーツは茨城→東北→北方領土→道東だから屯田兵は関係ないんだけど、俺自身が生まれ育った町は屯田兵の町だし、北方領土から引き上げてきた祖父と曾祖母は、本気の開拓精神で戦後を生き延びてきたんだし、その屯田スピリットは絶対俺にも受け継がれてる!
ってことで俺は泥臭く、地道に、屯田スピリットで北海道を再開拓していきます!

まずは秋に公開予定のHOKK UPのウェブマガジン!
楽しみだー!

最後に

柿次郎さんはじめジモコロチームのみなさん、道東誘致チームのみなさん、その他今回お会いしたすべてのみなさん、本当にありがとうございました!すげー楽しかったです!
もし札幌へ来ることがあればぜひ連絡ください!
また一緒に飲みましょう!

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