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【バルサコーチへのインタビュー|コテコーチ】-後編-


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バルサキャンプの開催まであと2週間となりました!本日7/12(月)時点で、北海道・長沼町デイキャンプ、新潟デイキャンプ、富山デイキャンプ、新潟デイキャンプ、広島デイキャンプ、千葉・木更津デイキャンプ、大阪キャンプが定員間近となっています!7月に入って再度オンライン説明会を実施させていただいてから、申し込みが急増しました!たくさんのお申込みありがとうございます!


今夏のバルサキャンプは全国14会場での実施のため、日本全国でバルサのサッカーを楽しみたい、学びたいと思っている選手がより参加出来やすくなっているかと思います。今年も猛暑となることが予想されるため暑さには気をつけなければいけません!バルサコーチをはじめ、スタッフ陣も熱中症には気を付けて移動を行います!☀️


さて今回は、今夏のバルサキャンプのコーチを務めるコテコーチへのインタビュー -後編- です!バルサアカデミー横浜校で選手に指導する中で日々思っていること、そしてバルサキャンプへの思いを話していただきました!


前編のインタビューをご覧になっていない方はこちらから↓↓


「子どもの成長の限界を設定しない」指導


バルサアカデミー横浜校では、グラウンドでコーチを務めるスタッフ、私の言葉を分かりやすい日本語に置き換えてくれる通訳スタッフ、そして子どもが怪我をしたときにすぐに手当てを行ってくれるトレーナースタッフなど、スタッフ全員の協力があって運営することが出来ています。日々全員が1つになって、チームとして仕事をすることができている実感があります。


この素晴らしい環境で約半年間、バルサアカデミーの子どもたちのプレーを見ていく中で、色々と気づくことがありました。それは「子どもの成長の限界を設定しない指導」を行うことが大切だということです。どういうことか説明しますね。


横浜校の選手のプレーを見ていると、コーチが伝えたことはすぐに理解しそれをプレーで実現できる子どもが数多くいます。素直にコーチの声に耳を傾けて、その意見を吸収できる姿勢はとても素晴らしいです。ただこれは、日本人選手の特徴というべきかもしれませんが、コーチから言われていないプレーは積極的にしない部分があるとも言えます。



私は、バルサメソッドを通してバルサのサッカーを目指しながら、同時に個人としても「失敗を恐れないプレーができる選手」に成長していってほしいと思っています。


そう考えた時に私たち指導者に求められるのは、選手のプレーに制限をかけず、子どものプレー判断を尊重して指導を行うことです。誤解が生まれないように言うと、バルサメソッドをベースに指導を行いますが、選手のプレー判断に対してネガティブな声掛けは行わないということです。


サッカーは、一度始まると監督やコーチが選手に声をかけるのが難しい、どんどん場面が移り変わっていくスポーツですよね。だからこそ選手たちは、自分の意志・判断でプレーを選んでいかなければいけません。そのためには、日頃から自分でプレーを選択していく気構えを持って、サッカーをする必要があります。私はバルサメソッドの指導を通して、このように選手1人1人のメンタル面でも成長をしてほしいと考えています。


バルサキャンプで参加選手に期待していること

Q, さてここからは、バルサキャンプのことを質問していきます。今夏のバルサキャンプにも日本全国から多くの子どもたちが参加してくれます。コテコーチが彼らに期待していることを教えてください。


バルサキャンプにはアカデミーと違って、初めてバルサメソッドを学ぶという選手も来てくれます。そのため参加してくれる子どもたち全員に、「バルサメソッド」と「バルサの5つの価値観」の2つをしっかり学んでほしいです。バルサキャンプでは、実際1年間時間をかけて行うトレーニングを、数日間に圧縮して集中的に行います。そのため子どもたちには、ブロックごとに分かれたテーマに集中して取り組んでほしいなと思っています。


そしてもちろんサッカーをプレーするのは、選手たち自身です。私たちバルサコーチと日本人コーチで、選手の皆さんにコーチングをしていきますが、子どもたち自身の頭で考えて、動いて、意志のあるプレーをしてほしいなとも思っています。


また子どもたちにとっての醍醐味といえば、このバルサキャンプを通して普段は出会えない友達と仲良くなって、一緒にバルサのサッカーを楽しめることでしょう。コロナウィルスの影響で、以前のようにサッカー仲間と交流する機会が減ってしまったというお子さんも、多いのではないかと思います。安全に運営されるこのバルサキャンプを通して、ぜひ横の繋がりも築いてほしいなと思っています。


Q, (とても難しい質問とは思いますが、、汗)コテコーチ自身、どのような選手をMVPとして選びたくなりますか?


そうですね、とても答えるのが難しい質問です(笑)私は、サッカーのプレー面で言うと技術的なところだけではなく、味方との信頼関係を築いて同じ方向に引っ張っていけるような選手も、MVPに値する選手だと思います。バルサの5つの価値観の中で考えると、リスペクトにあたりますね。


元バルサのイニエスタを思い浮かべてください。ご存じの方も多いと思いますが、彼はプレー面で卓越した技術とプレー判断力を持ち合わせている上で、決して相手や味方を傷つけるプレーはしませんし、最後まで諦めない野心も持ち合わせています。MVPを選出する際にはこのように、実際にバルサのトップチームで活躍している選手と似通う部分があるのかどうか、というところも考えますね。


しかし皆さんご存じの通り、1,000人近くの選手からMVPを選出させていただくのは本当に難しいです。今夏バルサキャンプに参加してくれる選手の皆さんには、もちろんMVPの獲得を目指して頑張ってほしい。しかしながら、MVPはあくまで指標の1つ。ぜひ今夏のバルサキャンプで出会う新しい友達と一緒に、バルサメソッドを楽しく学んでほしいと思います。(※インタビュー終了)


バルサアカデミー横浜校での活動と、バルサキャンプのトレーニング準備で忙しい中、合間を縫ってインタビューに答えてくれたコテコーチ、ありがとうございました!バルサアカデミーサマーキャンプ2021、最初の愛知デイキャンプの開催まで残り約2週間!まだまだ各会場でお申し込みをお待ちしております!


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