バルビエリ

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【ニンジャスレイヤー222】ダイヒョウシャ

アッハイ、こちらは「クルセイド・ワラキア」に登場する謎めいたニンジャ、ダイヒョウシャ=サンに関するDIYです。  #1 ウキヨエ「ダイヒョウシャ」 #2 スレイト・オブ・ニンジャの記録 ある日のヴィジョンを記録したフロッピーディスクが、先日某所で発見された。 ****再生開始な**** 【大都市近郊 人工サバンナ地帯】 KABOOOOM! 「アバッーー??」 「「アババーッッ!」」 邪悪な1つ目バイオ怪物の群れが、客を満載したサファリバスの車列に突入し、蹂躙しはじ

    • 上杉謙信のイメージが一変 ―『上杉謙信 「義の武将」の激情と苦悩』感想

      先日発売された今福匡・著『上杉謙信 「義の武将」の激情と苦悩』、読了したので感想を。 この本は、戦国武将上杉謙信の生涯を、謙信の出した手紙や文書ほか、さまざまな史料から読み解き、描いていく作品。 上杉謙信という武将には一般的に、義に厚い、ストイック、戦に強い、寡黙、というようなイメージがあると思う。 僕も概ねそんなイメージをもっていた。 だけど、この本を読んで自分の中の上杉謙信像は一変してしまった。 この本では、謙信が実際に他大名や家臣、家族などに宛てて書いた書状の文

      • 私がメガネをかけない時間

        私は目が悪い。両目とも、0.01以下である。視力検査で一番大きいCがギリ見えるか見えないかくらいのレベルだ。 なのでメガネがないと仕事もできないし、まともに日常生活が送れない。 だが、そんな私でも、メガネをつけずに外を出歩く時間がある。 それは朝の通勤時だ。 私は、朝は限界まで寝たいタイプの人間である。 平日の朝は、仕事場へ向かうため、8時14分発の電車に乗る。 そのためには8時8分には家を出なくてはならない。 だが、私の家の目覚ましアラームは7時55分にセットされてい

        • 夜の路地猫

        【ニンジャスレイヤー222】ダイヒョウシャ

          「イエニチェリ、前へ進め!」

          今『マルタ島大包囲戦』という本を読んでいる(本の情報は最下部に)。 1565年、イタリア半島の南、マルタ島を守る聖ヨハネ騎士団と、それを攻めるオスマン帝国との攻防戦を描いた本である。 当時のオスマン帝国は、中東を席巻して欧州を脅かし、オーストリアのウィーンを包囲するまでの勢いを誇った世界最強の国家。対する聖ヨハネ騎士団は、少数ながら信仰のために死を厭わない覚悟と鋼鉄の規律をもつ精鋭集団。 それが激突するという、僕が世界史の中でも好きな戦いの一つである。 本はまだ読んでい

          「イエニチェリ、前へ進め!」

          レッツユアレギオン!

          「すみません、東署の者ですが」 俺が玄関を開けると、立っていたのは困惑顔の若い警官。 と、その隣に、 「??」 物々しい鎧、巨大な盾、腰に短剣。派手な兜を脇に抱えた、黒短髪の西洋人。まるで資料で見たローマ兵だ。 「この方たちに、あなたが責任者と伺いまして。無許可でこんな催しは…」 と警官。 「催し?」 玄関から顔を出し、周囲を見渡す。 「!?」 アパート敷地、道路、向かいの駐車場、住宅街を埋めつくすローマ兵の大軍団! 「騒ぎを収めて、署に来てくださいね」 警

          レッツユアレギオン!

          「知ってる」から「当たり前」への距離

          (弊社には「朝礼」なる因習があり、さらに「朝礼において社員が持ち回りでスピーチをする」という因習がある。下記は明日スピーチ当番である私が無難にスピーチをしのぐために急遽まとめた文章であるため、浅い内容を多少誇張したり論理展開がおかしかったり強引にもっともらしい結論にしたりする。ご了承されたい) 次々と無人レジに先日、勤め先の近所にあるスーパーが、無人レジを導入した。 商品のバーコードを自分で読み取り口にかざして読み込ませ、表示された金額を入れて支払う形だ。やってみると、こ

          「知ってる」から「当たり前」への距離