1)音名と階名

「音名とは」

音名=音そのものについている名前。
調が変わってもよび方は変わらない。
※国独自の呼び方がある。
日本=ハニホヘトイロ
ドイツ語=CDEFGAH
イタリア語=Do Re Mi Fa Sol La Si
※ピアノの鍵盤は88鍵あって一つ一つの名前がある。
真ん中のド(低い方から4個目のド)は一点ハ。その1オクターヴ上のドは二点ハ。

「階名とは」

階名=どの調であっても主音がド。そこから「ドレミファソラシド」と上がっていく。
主音(ド)上主音(レ)中音(ミ)下属音(ファ)属音(ラ)導音(シ)
短調のときは主音(ラ)シドレミファソラ。
ハ長調のとき、主音は音名「ハ」、階名「ド」
ヘ長調のとき、主音は音名「へ」、階名「ド」
ハ短調のとき、主音は音名「ハ」、階名「ラ」

例えば
ヘ長調の音階の音名は
日本) ヘ ト イ 変ロ ハ ニ ホ  ヘ
ドイツ)F G A B    C  DE  F
これはどこへ行っても変わることはない。

◎ヘ長調の音階の階名は
(日本の言い方)
ドレミファソラシド
◎ト長調の音階の階名は
ドレミファソラシド
※ドというものが調によって移動するので移動ド唱法とよばれる。


注)日本の教育では小学、中学校は階名読み(移動ド唱法)
高校から音名読み(固定ド唱法)
なのでややこしいくなっている。

これから音楽を勉強する人は世界共通のドイツ音名に慣れておくべし。


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