もうつぶやけないから

二学期おめでとう。

8がつのおわりはさみしい。いつだってさみしい。
大人になってもさみしいもんです。
学生の頃、8月31日は到底一日じゃ終わらない量の宿題の山を前に泣いていました。期日通りにできたことがない。小学校一年生の夏休みの宿題だった朝顔さえも枯らした。
一年生なのに！
社会人になり、というかまともな社会人でもなく、土日祝日関係のない職種でも夏休みの終わりがさみしいのは、ただ終わらない宿題に追われていたトラウマなのかしらん。
こんにちは桑原です。

年明けに、これからは思いついたことを何でも書こうと宣言して、完全に三日坊主で放置しておりました。
日々思うことはたくさんあって、思いつくままTwitterに書こうと思うのだけど、これじゃ言葉足らずだなとか、こんな軽く書くもんじゃないなとか……最近はようよう考えすぎてしまって、下書きばかりがどっさり増え、めっきりTwitterが苦手になりました。
Instagramはオシャレな写真ありきな感じがするし（全然撮ってない）、今さらFacebookにも戻れず、写真なしでここに書けば良いか、と、しばしここで長くつぶやかせていただきます。

舞台「閃光ばなし」の稽古が始まっています！
いや～うれしい。ひさびさに、この大所帯。コロナのつらさを散らしてくれるこの演目。
「昭和三部作」と題し、「俺節」「忘れてもらえないのうた」と名作を刻んできた福原充則氏の渾身の新作でございます。
キャストもスタッフさんもなじみ深い顔ぶれに久々逢えて、初日は同窓会みたいな気持ちでテンションぶち上がりつつ、はじめましての人たちもたくさんおるでね、興味津々。話をしたいな～と思うものの、もちろん飲み会などできないし稽古中マスクも外せないんで、顔の全貌がわからぬままなのがなんとももどかしい。ほんとうに時々、芝居の中でつるっとマスクが脱げたりしたときに、アラあこんなお顔なんだ、と凝視しておりますよ。

そんな我々が唯一お喋りできるのは稽古前のウォーミングアップ中。各々ヨガマット持ち寄りでゴロゴロ体をほぐしながら、昨日の稽古がどうだったの、ダイエットには何が良いかだの（私はこればっか聞きたがる）、他愛のない話をします。
思えば「俺節」の頃から知るメンツであっても、こういう時間を通して徐々に距離を詰めていったわけで、「あの頃言わなかったけど、ヤスのことこういう人だと思ってた」とか今さら本人とそんな話ができると、時間が経ったんだなあとしみじみしますな。
福ちゃんの舞台は毎回みんな体力がキツいので、必死で稽古して一蓮托生みたいになって、濃い時間がすべて終わったあとに不思議な絆が芽生えるのかもしれません。

時間が経ったんだな～といやあ、当たり前だけど年も取ってる。ことに、私は気づかず稽古してました。まだ5年前と同じつもりでいたが違った。そんで立ち稽古3日目くらいに盛大にすっころんだ。
コバケンさんに「バラもおばさんになったなー」とか言われて「いえっ、この捻挫はねえ、22歳の頃からのクセなんですよ！」とか不毛に言い返したりして、ださああ。
マジで足下気をつけよう。そのためにもちゃんとウォームアップしよう･･･。

あ、「閃光ばなし」ロングバージョンのHPを貼っておこう。
ロングバージョンのスポット動画があるのでご覧あれ。

舞台「閃光ばなし」公式サイト

やす、かっこよ～しびれますな～大人の色気ですな～
写真家さんが凄く素敵な方なのですが、いつもほんとうにぐっとくる写真を撮ってくださって……。
片桐仁さんとはむかしむか～しに「占い師天尽」という仁さん主演ドラマで一度だけご一緒したことがあって、その話をしていたらなんと脚本が福原さんだった。
みのすけさんはKAKUTA「らぶゆ」以来。いつも最高だからとてもうれしい。
安藤聖ちゃんは2011年に「往転」という舞台を私が書いて、聖ちゃんがご出演されてて。あの時大好きだった聖ちゃんの台詞の言い回しがあるんだけど、自分が書いた台詞なのに思い出せない。
こばけんさんとは確か共演、三回目？
もうこの話、本人はして欲しくないでしょうけど、初共演の時に私たちはキスシーンがあって（なんで私らなんだ？ギャグか？って話なんだけどマジなシーン）、離れようとする私を引き寄せてキス、っていうところで毎回コバケンさんの的が外れまくり、顎やら鼻の横やらにブチューッてなってなんなん、先輩、キス下手ッスね！ってなってた思い出。
華ちゃんとは初めまして。稽古場で「あははっ」と彼女が笑うと、どこかに小学生がいるのでは？と思うくらい朗らかな声で、きゅんとする。
自分の「ゲラゲラ」としか形容できない笑い声よ……。

いろんな話したくなりますが今日はこの辺で。
ね、Twitterじゃこんなダラダラした長文書けないですよね。
てかこれマジでちゃんと日記かこうや。今年の宣言どこ行った。