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#13 オサスナvsアトレティコ

みなさんこんにちは、バーラです😀
今日は、昨日行われたラリーガ第7節「オサスナvsアトレティコ」の試合を振り返っていきます!

感想を一言でいうと、「めっちゃ疲れた」です。会場の雰囲気も相まって、終始テンションの高いゲームとなりました。

序盤はどちらかというとアトレティコがボールを持つ展開でした。オサスナの3トップはあまりプレスには来ず、CF1人が少し規制をかけてくるくらいでした。そこでアトレティコは、右CBのヴィツェルとCB中央のヒメネスの2CBでのビルドアップを試みたりもしていました。このとき左CBのエルモンソは、左SBの位置にいたりコケとならんでアンカーの位置に動きます。これによってCBと相手CFで2対1をつくり、うまく前進できていました。
(3バックのままだと3対1で無駄が生じてしまう。)

そして前半20分、リノの右足クロスのこぼれ球をグリーズマンがうまく合わせてアトレティコが先制します。グリーズマンは前節のヘディング弾に続き、2試合連続ゴールとなりました。角度のないところをバウンドさせてキーパーの顔の横を抜く、技ありのシュートでした。

この試合、アトレティコは序盤こそボールを持ちましたが、これ以降はずっとオサスナに攻め込まれる展開でした。
特に後半以降は、ルーズボールをことごとく拾われ、オサスナの押せ押せムードが続きました。こういうときは何をしたって上手くいかないもので、ロングボールも足元のつなぎも全て回収されてしまいました。

ただ、簡単に失点しないのがアトレティコ。集中した守備で跳ね返し続け、ゴールはなかなか割らせません。時々集中が切れて大ピンチを招くこともありましたが、そこはオサスナのミスに助けられました。
(ヴィツェルがマークを外してしまったときは相手がシュートミスをし、コーナーからネットを揺らされたときは審判がファールをとってくれました)

さすがにこのままではいけないと、シメオネ監督はリケルメを投入。リケルメが右、グリーズマンが左の5-4-1にシステムを変えます。これにより、WGのサポートに上がってくる相手SBへの対応がしやすくなり、左右のセンターバックがつり出されることが少なくなりました。

そして81分、一瞬のスキをついて裏をとったリケルメが決めて追加点。アシストはまたしてもリノでした。試合をほぼ決定づける2点目が決まり、アトレティコは息を吹き返します。

その後、乱闘(?)により両チームから1人ずつ退場者が出て10対10になるなど荒れに荒れましたが、スコアはそのまま2対0でアトレティコが勝利しました。

先制した後無失点で耐え、終盤にダメ押しの追加点を奪う、まさにアトレティコらしい巧みな試合運びだったと思います。ただあそこまで押し込まれたのは予想外で、オサスナの攻撃のクオリティをほめるしかありません。3,4点取られてもおかしくないほど攻め込まれていたにも関わらずゼロで抑えることができたのは、運も含めてアトレティコの執念の結果でしょう。
連戦の中、守備に奔走したアトレティコのCBやWBはほんとうにきつかったと思います。特にヒメネスの再三にわたるシュートブロックは見事でした。

アトレティコはこれでリーグ2連勝。次は中2日とタイトなスケジュール、おまけにモラタ不在は痛いですが、ホームなので何としても勝ってほしいところです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは~



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