絵と蕎麦と男をひとつだけ持って帰る、と11月29日の日記
美術館って行きますか? 絵、どんな感じで鑑賞してますか?
妻が「絵」が好きなので、僕は妻とたまに美術館っていくんですね。
家でゴロゴロしてたり、ネットを見たりしているくらいなら、よっぽど「美術館で今まで見たことのない知らない美しい絵」を見る方が良いと思うので、僕も積極的に妻と一緒に美術館には行くんです。
でも、絵のことがあんまりわからないし、絵の見方っていうのもわからないので、「ふーん、これ良いなあ」って感じで順番に見ていくだけなんです。
で、多くの場合、その画家のヒストリーみたいなものが書いてありますよね。「1940年の時、30歳でフランスに渡り」って感じで。
そういう「物語」を見ながら、「ああ、ここで画風が確かに変わってる」みたいな感じで、なんとなく見て、終わり、なんです。
妻はほんと、絵が好きなので、「この色使いがすごいね」とか色々、具体的に「絵」について語るので、「そう言われてみればそうかも」とか思うのですが、まあそれだけなんです。
ほんとはどういう風に美術館で鑑賞するのが正解なんだろう、ってずっと思っているんですね。
そしたら先日、岩間さんがこんなことを書いてまして。
美術館では、下世話にはちがいないが、「どれか好きな作品をひとつ貰えるとしたらどれにする?」という視点で鑑賞している。ひとつに絞らなきゃならないのでけっこう真剣に見る。
※この文章だけ単品で100円で買えますが、400円でこのマガジンを購入すると、30本くらい読めるので1本13円です。そちらがお得です。 毎日、恋愛ネタや飲食店ネタを書いてますが、僕としては「林伸次の雑誌」と思ってまして、全部が興味あることじゃなくても、その中でいくつか面白ければ、後は読まなくてもいいや、300円の雑誌だし、っていうようなマガジンを考えています。
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