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最初から自分が上設定の人と、10月29日の日記

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韓国人って、初対面で年齢を聞くそうなんですね。

というのは、「どっちが年上か」というのを確認する必要があるからだそうなんです。

韓国語は日本語と同じで「目下の人は目上の人に敬語を使う」必要があるから、最初にどっちが年上かを確認して、年下の人は敬語を使って、年上の人はタメ語で話すというわけです。

日本人もかつてはそうだったと思うのですが、「年上が尊敬される」という考え方が強く残っているのでしょう。

でもこの「年齢が上の人が尊敬されるというシステム」、楽と言えば楽ですよね。

というのは、特に男性の場合、「どっちが上でどっちが下なのか」っていうのを最初に確認しあうという「不毛なゲーム、不毛な会話」みたいなのがやり取りされることがよくあるんです。

例えば、相手の職業を質問しながら、「ああ、ということはこの人の収入や社会的地位はこのくらいなんだなあ。じゃあ俺の方が偉いなあ」とか、「既婚なのか子供がいるのか持ち家なのか」ということを質問して、「じゃあこっちが充実した生活をおくってるな」とかってことを色々と確かめるんです。

これがまた、決着がつかないこともありまして、「○○という一流企業の正社員なのか、それともその子会社なのか」とか、「うちの会社、無名なんですけど、ほんとは世界のシェア8割がうちの会社の製品なんです」と微妙な「どうだ! すごいっしょ」というようなことを言ったりとか、「○○の院生だからといって、その大学を出たわけじゃないので、あいつ大したことないよ」とかって揶揄したりとか、いやほんと、「どっちが上か下か」ってすごく大変なんです。

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