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日本の若者が日本に誇りを持っていることと、10月3日の日記

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坂口孝則『未来の稼ぎ方』を読んでいたら、こんなことが書いてありました。

2015年に発表した調査によると、「日本の国や国民を誇りに思う」とした若者の増加が顕著である。
とくに10代と20代の伸びが目立つ。
男性は10代が44、4%→75、8%で、20代が49、9%→71、1%。
女性は10代が41、8%→84、7%で、20代が49、2%→78、3%となっている。

この数字、ちょっと異常ですよね。

いや、そういうことになり始めているってことは色んな報道で知ってはいたのですが、この数字はびっくりです。普通じゃないです。

僕の小説『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』で、ひとつねらったことがありまして、「80年代のあのキラキラした感じ」なんです。

80年代って、僕たち日本人はようやく世界の豊かな方に仲間入り出来て、世界のスタンダードである「バーやジャズやポップスや映画やそんな諸々の文化」を、庶民の日本人が普通に消費できるようになったんです。

明治大正や戦後までは、西洋からのものは舶来物として高級品だったり、あるいは60年代はギターやロックやジーンズは上の世代への抵抗だったりしたはずですが、80年代辺りから、普通の庶民の若者が普通の感覚でピザやパスタを食べて、ハイネケンやジントニックを飲んで、大学の軽音楽サークルでギターを弾いたはずなんです。

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