電子音楽、美術展の話 2023/09/23

ここ一週間、電子音楽ばかり聴くようになってしまったのには理由がある。
いいイヤホンを買ったからだ!

GoogleBodsProを買った。定価が28000円!(びっくり)
割引されてたので21000円ほどだったのだが。

まぁこんなに出すならもっといい選択肢があったようにも思えるが、一旦はこれでいいかということで。

音質もさることながら、ノイズキャンセリングが凄い。ノイズキャンセリングを外すと「街ってここまでうるさいんだ」と驚く。

そもそも普段遣いしていたイヤホンが骨伝導だった、というのも大きいかも。あれはノイズキャンセリングと真逆のアプローチなので。

電子音楽を選んでいる理由は爆音でアゲアゲになれるからです。

昔はそこそこ聞いていて、特にエレクトロスウィングが好きだった。Caravan Paleceを無限に聞いていた。

いまはFuturePunkを中心に聞いている。


23日に乃木坂で降りて美術館に行ったのだ。

「光」をテーマにあらゆるアートが集められている。

ジョン・マーティンの絵を改めて見ることができたのはうれしかったし、初めて目にしたハマスホイの作品はそこはかとないザワつきを覚えさせて魅力的であった。



もう一つ印象に残った展示がある。
リズ・ローズの『光の音楽』だ。

2階建てくらいの高さがある細長い部屋の両端にプロジェクターが設置され、白と黒の二値が姿を変え、対岸の壁に投射され続ける。
部屋の四隅にあるスピーカーからは爆音でコイル鳴きのような音がなり続け、落ち着いた場を与えようとしない。
人が出入りをするたびに、プロジェクターを遮って大きな影が映し出される。

展示の意味は理解してないが、この異常な空間に人々がぽつぽつといる場が非日常であり、これは面白いぞ、と思わされた。

美術館はこういう非日常がままある。


乃木坂駅のこの通路、不気味だ

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