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しゃだん.my93

むこうで
警報機が鳴り始め
ゆっくり遮断器が降りて
道が途絶えました。

それはすでに
決まっていたこと
だったのかも知れない。

気づいていれば
その道を
選ばなかっただろうか。
いや、そんなことはない。
二人で選んだこの道。

あなたのことはあなたが
わたしのことはわたしが
二人のことは
二人で決めて
それぞれに
この道を選んだのだから。

遮断器が降りても
道は
そこにある。

あなたはその先に進み
わたしもまた進んだ。

ただ、
歩む道は
遮断器のむこうで
あなたは
別れ道を選んで行った。


遠い空から
あなたへ

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