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筆記とは思考活動の一つである

人は書いて、モノを考える。

モノを考えてから、書くのではない。順番が逆だ。
もし、書くにはイメージがある。イメージもないのにペンを持っても意味がない。
と思うなら、その思考は慎重に進めた方がいい。なぜなら、

人は書いて、モノを考える。

からだ。もちろん、あくまで筆記は思考活動の一つでしかないので、これにこだわりすぎるのはよくない。だからといって、これを軽視しすぎるのもよくない。大事なのはバランスだ。ウンヌンカンヌン、、、

さてさて、人はペン先で思考するのだ。ペンの走り、インクのノリ、紙とインクの持つ特有の香りや手触り。
書くという動作は、体全身で行われる。その総合の所産なのだ。
だから、書くというのは、ただ書くということだろう?なんて安直に考えちゃあいかん。

いいかい。書くということは、生きること同じなんだ。
生きることは、息をすることであるが、息をすることは生きることの全てではない。


古いモノには、古くから残されている理由がある。


鮑叔館 珠李

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