スケジュール帳

朝、起きる。だいたい6時すぎくらい。
目が覚めきっても、半には回っていないのがよい。
布団を畳む。
シャワーから風呂に入る。夜入ればいいのだけれど、ウェットシェイビングの都合上惰性で朝に入る。これでもまだ7時には回っていない。

風呂を出る。お湯を沸かす。頭を乾かす。髭を剃る。髪を伸ばす。
コーヒーを淹れるようのお湯を沸かす。
頭の中で、パンに何を塗るか考えながら服を着る。
ジーパンに襟シャツ、いつもと変わらない服装。誰かとお出かけする予定がある日はちょっといい靴下を選ぶ。おしゃれは服じゃなくて靴下と心に決めているとかいないとか。

さて、コーヒーがほとほと入ったらパンをトースタに放り込む。
んーこれで7時半くらい。悪くない。

12に分針が近づくのを横目に、今日やることを整理する。
そうそう、音楽をかけなくちゃね。これが1日のテンションを決めるんだから。
心の風景をぴたりと映し出すような音楽を選ばなくっちゃ。

久々の休みだし、まずは大掃除だ。
それからお昼になってしまう前に場所を移して、頭の処理能力が必要な作業を終わらしてしまおう。
ランチには誰かを誘うことにして一報入れておく。

こうやってみると、なかなかどうしてゴミが多い。
こんなにもゴミと共生しているだなんて我ながらびっくりである。ああ感嘆。
家をきれいにすると不思議なもので、気持ち明るく見える。

さてさて、家を出る直前に靴を選ぶ。時計をつける。
眼鏡で行こうか、コンタクトにしようか。
別にどれにしても困ることはないのだけれど、意味づけは変わってくる。

お昼ご飯をぜいたくな心持ちでいただいて、コーヒーか何かをお茶をする。
うん、お茶をするっていい表現だ。
あとね、お酒もそうだけどさ、飲みに行くのって飲むことがメインではないんだけど、良い飲み手ってのはさ自分の飲んでいるものの素晴らしさを語れる人だと思うんだよね。あ、これ今度記事にしよう。

そんな風にしてたら、いつの間にかお日様が傾く。
帰る時間だなぁって、物寂しく思いながらも大人だから我慢する。
さてさて今日はどんな夕飯を作ろうか。

鮑叔館 陽円

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