私の価値は誰が決める

昨日、何かのテレビで「人の価値を決めるのは自分じゃなく他人だ。」と言っていたのを今朝、掃除しながらとつぜん、突然思い出した。
（忘れていた私に教えてくれた、わが脳に感謝 笑）

その番組も場面も文脈も実はまったく、思い出せない。
ただ、たしか、年配者が若い人に「本人が生きたいように満足に生きたとしても、それを評価するのは他人。「あの人は素晴らしい人だったね」というのも「あの人は好き勝手、自分のことばっかりの人だったね」というのも、自分ではなく、他者である。」
みたいな場面だった気がする。

私は長らく、人の目や評価を気にしたり、勝負する前に負けることを選んだりする人生を生きてきた。
（いわゆる、自己肯定感が高くない。というかよくわからない。）

そのほうが、私自身も安心でハッピーだと思っていたんです。今も、そう思わなくもない。

10年ほど前から色々なご縁や学びやタイミングが重なり、他者やコミュニティのお世話や自分なりのリーダーシップを「これが自分らしい生き方」と思える数年間もあった。でも「やっぱりこれじゃない」と自ら手放したり、切り捨てたり、環境を変えたり。
まあ我ながら、めんどくさいし生きづらい。後悔はないけれど、このままだとさすがに、燃費がわるすぎる。

自分を思い出したい。自分を取り戻して本質的に、もっと楽に生きたい。
「私は、これで生きていく」といったたしかなものを見つけたいなーと（つよく）思っている今。

「人の価値を決めるのは自分じゃなく他人だ。」は、メッセージとしてはかなり強烈。
私の中では、過去の自分（＝戻りたくない）に戻ってしまうような、ちょっとこわい感覚もあって。
だから一旦、テレビの場面を、記憶から飛ばしたんだと思う 笑笑

でも、かみしめていくと今は、それもあるな、と思う。
自分らしさと傲慢は紙一重。そういうことではないよね・・・

「生きたいように生き、それが他者の役に立ち、評価もされる。他者との関係性が育まれる。」
それが素敵な人生だなと思います。昨日観た、NHK「逆転人生」の院長先生は素敵！でした。（もしかして、この番組だった！？？再放送を観なくては）

私の価値を決めるのは、誰？
しばらく、問いとして持っておこうと思います。