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夏休みは引きこもる私について

夏休みは引きこもる。これは今に始まったことではない。

小学校、中学校、高校、そして現在大学1年生。

いつだって夏休みはお家で過ごしていた。

それを後ろめたく思ったことなど一度もなかった。

だってそっちの方が楽しいんだもん。


しかし、世間一般でこれをいうと、「勿体無い」と言われることが多い。

せっかくの夏休み、若い頃の時間をめいいっぱい楽しんで、外に出て、色々経験しなさい。そう言われる。

しかし、だからといって本当に、友達と海でバカ騒ぎする方が良いのだろうか。別にやりたくもない遊びをして、そっちの方が良いとどうして言えるのだろうか。

家で静かに小説を読む、部屋のなかで一人趣味を楽しむ。

どうしてこれが劣っていると言えるのだろうか。私からすると、むしろ何の生産性もない雑談で、丸1日をファミレスで無駄にする方がよっぽど「勿体無い」と感じてしまうのだが。

もちろん、それを楽しいと思うのであればそれで良い。

しかし、それが必ずしも人に当てはまるかと言われれば、そんなわけがないのである。



とまあ、ここまでが頑固な自分。


さて、ここからはくだらないこだわりなんか捨てて、改めてこれと向き合ってみようじゃないか。

さっきも言った、友達と海でバカ騒ぎ。

正直やったことがない。

やったこともないのに、否定する、それこそ「勿体無い」ような気もする。

でもやっぱり、家で読書でもして、将来のために知識を蓄えることの方が圧倒的に有意義だとも感じてしまう。



というか、そもそも「勿体無い」とは何なのか。

人生なんて、さいしょから全部無駄だったんじゃないか。

人は生きて、死ぬだけ。

そんな時間軸の中で、何が有意義で、何が無意味なのか。

何もかもに意味がある気がするし、何もかもに意味なんてない気もする。



ということで今日も一人そんなことを考えながらひきこもる私であった

めでたしめでたし


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