036ミヤマチャバネセセリ
ミヤマチャバネセセリは翅裏の中央の白紋が特徴です。
以前に紹介したギンイチモンジセセリとほぼ同じ環境に生息します。
主に河川敷などになりますが、ギンイチモンジセセリと違って個体数は少なく、一箇所での観察では多くても5匹程度です。
新鮮な個体のタンポポでの吸蜜です。
各種の花で吸蜜しますが、高原ではカワラナデシコでの吸蜜を撮影しました。
ピンクの花が鮮やかで嬉しい組み合わせです。
平地では4月中旬から5月に1化が発生し、雄は枯れたススキなどでテリトリーを張ります。
翅表はしっかり見ると違いがありますが、似ているセセリチョウも数種類いるので、翅裏を見るのが確実です。
テリトリーを張る雄を広角で撮影しました。
広角だと生息環境がよく分かります。
産卵はオギやススキなどに産みますが、時間が短いので撮影は難しいです。
何とか撮影できた1枚です。
求愛は一度だけ撮影しています。
残念ながら交尾は成立せずで未撮影です。
あまり派手な蝶ではありませんが、個体数が多くないこともあって撮影できると嬉しい蝶です。
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