010ウラクロシジミ

ウラクロシジミは生息地が少ない蝶ではないですが、撮影難易度はかなり高いです。
年に一度、6月頃に発生するゼフィルスの1種です。
雄の翅表は真珠色に輝き、夕方に渓谷を飛ぶのは見ているだけでも綺麗です。
今年になってやっと良い色で雄の翅表を撮影できました。

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多くの生息地では雄が飛び始めるとほとんど止まらないので、このような撮影はかなりの幸運が必要です。
翅裏も独特の模様で魅力的です。

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撮影を始めて10年くらいは飛ぶのを見るだけか、遠くからの証拠写真がやっとでした。
ここ5、6年で良い場所を2箇所教えていただき、撮影できるようになってきました。
2箇所とも飛び始めてからも比較的止まることがあり、何が他の場所と違うのか不思議です。
今年は雌の翅表も撮影できました。
薄い水色と黒のグラデーションは雄とは違う美しさです。

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植樹はマンサクで早春に黄色い花を咲かせる樹木です。
芽やその付け根あたりに産卵することが多いです。
産卵は一度撮影していますが、距離も遠く、角度もあまり良くありません。

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何度か産卵を繰り返す雌に雄が求愛しました。
こちらも距離が遠く暗いので画質も悪いですが、貴重なシーンなので掲載します。

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ゼフィルスの場合は交尾の観察は難しいのですが、こういうシーンに出会うと期待できそうな気もします。
夕方に飛ぶ姿は美しいと書きましたが、一度だけ広角で撮影できたことがあります。
暗い場所を飛ぶことが多いので、気温や発生数などの条件に恵まれないと撮影できません。

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ピントも画質も良くはないですが、雰囲気が少し伝わればと思います。
毎年何度か生息地へ行って生態も少しづつ分かってきたと思います。
毎年会いたい蝶の1つです。


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