見出し画像

私とってのオープンマイク

月曜の朝〜午後の休日ルーティンワークも14時に一段落。夜にご飯作ってオフィシャルサイトを更新するまではしばしのお休みです。
 
昨日はオリジナル曲縛りのオープンマイクで、フルエントリーいただき開催する事ができました。みなさま本当にありがとうございました!

オープンマイクとは、表現者による表現者のためのイベントだと思っていて、普通のイベントとは違う位置付けを持って私はやっています。
ここでは初心者からベテランとか関係なくて。
家やスタジオで仕上げてきたものを人前演奏で確認する場所として、あるいは自らの音楽ヒントを得る場所として、あるいは音楽家同士が集まる事によって新しい何かが生まれたりするキッカケとして、

そして今はご時世柄遠方からの参加は少なめながら、元々は「太子ホールのブッキングに出てやろう」という売込みも多くて、そこから深く長い音楽の縁で繋がっている実力者も多い訳で…この部分は私にとって大切な部分のひとつです。
 
参加者はその回のテーマを決めてステージに立つと、より自分にとって実のある音楽が演奏出来るかと思っています。

そこを押さえつつ表題のこと。

※最近は楽器、特にグランドピアノのために湿度もモニターするようにしました。
 
 
実は私も特にオープンマイクに関しては毎回テーマあるいはテスト事項を決めて臨んでいます。
言ってしまえば申し訳ないのかも知れないですが、新しい機材、新しい思い付きなどを試す場としてオープンマイクは私にとってもとても大切な格好の実験室でもあります。
 
この実験はテーマを言わずにやる事が基本大切かなと思い口にしないのですが(直前のグランドピアノのマイキングはマイクの選定や位置取りなどを決めるまでとても時間がかかりました)、今回は1度のテストで見事答えが出ましたので書きます(笑)
 
このマイク。

ビンボー音響の味方◯ウンドハウスの失効寸前のポイントがある程度あったのでサイトを物色していたのです。
 
「マイク 買お。。」
堅牢、そして安定のサウンド、ど定番SM58が1本、何年か前不可逆的に破壊されたのでその追加に買うことに決めました。そしてポチの寸前・・
その横にBETA58Aがおられて、まぁ少しだけお高いのですがポイントの手が届かない価格じゃなかったので、指が横にスライドしてそちらをポチ。
 
とはいえ、ええ加減にポチした訳ではありません。指向性が強めで音の抜けが良いと言われるこのマイクの、良い使い分け方があるのではないか、また欠点もあるのではという考えで、昨日密かに初めて実戦配備しました。

センターのボーカル用です。使用時は新型コロナ対策で使い捨てのマイクカバーを被せてあるので見分けがつきにくいです。
 
いろんな持ち込みマイクを使って音を作ってきましたが、それぞれが個性的な特性です。声質とのマッチングもありますが、このご時世マイマイクを保たれている方も多いですね。

そんな中この新マイクをこっそり使ってみましたが、概ね予想通り抜けが良くて強めの音圧が得られるマイク、それは過去の経験で分かっていた事だけれど、それと知らずに使っても大丈夫でした。それが常備マイクにとっては大切な事のひとつです。

堅牢だし持ち機材用マイクとしてはかなり使えるのではないかという印象、次58が壊れたらもう1本は BETA58Aにしましょう。

次はBETA57Aに興味があるのですが、これはまた今度に。

ステージで自分の声がどうやってもモニターで聴こえにくい人、ひょっとすると自分の声がマイクに乗る音圧が不足している事が原因かも。マイクの距離角度。それと発声法を意識すると解決するかも知れないです。マイクに口が接触するのが嫌な人はマイマイクを買いましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?