淡路島における徳島コンパニオン文化の考察
私が長年情報を貯めて書こうと思っている論文タイトルです。淡路島の宴会は徳島コンパニオンの存在無くして成り立ちません その歴史は40年くらいでしょうか。私の父親が懇意にしていたコンパニオン会社もあるので、もっと長いかも知れません。淡路島には歓楽街はないので、自分たちで歓楽環境をつくることになります。私が設営した宴会では過去最高40名のコンパニオンを動員したことがあります。100名級の宴会です。2.5人に1名の女の子が付くことになります総勢140名の壮大さです。この規模では複数のコンパニオン会社か同席することになります。女の子の年齢は20歳から30歳台が主であり、昼間は学生や事務職をしている子達です。中にはスナックやラウンジで働く子達もいます。子持ちの子もいますし、最近はお客様の高齢化に合わせて、50歳台の方もいます。
お酒が好き、人を接遇するのが好き、カラオケが好き、お金が稼げる…..動機は様々です。お金がメインだと思います。長年付き合っていると、最近はお母さんコンパニオンの娘さんがデビューするケースもあります。おもしろいケースは、お母さん(40前半)がリーダーで2人の娘さん(20前半)が付いたことがあります。徳島のコンパニオンにとって淡路島はビジネスアイランドです。凄い娘は、年末年始の宴会シーズンから2月前半まで、このころには消防団(複数)の出初式が多くあり、2ケ月で100万円は優に稼いでいたように思います。徳島県の最低賃金が日本でも最下位に近いという経済環境が背景にあるのかも知れません。淡路島娯楽と徳島の総合依存関係ですね。突然の新型コロナで、市場は大きく変化しました。濃厚接触が禁なのですから、副収入を必要とした娘たちは大変だったと想像します。コロナ後も淡路島への団体旅行や地元宴会も減少したので、以前の市場活気は無いように思います。
私が淡路島に帰ってきたころ(30年前)から検証すると、コンパニオン会社は分裂や新生(分裂→独立)で、その数が増えています。多くは個人事業主です。顕著な例として、19歳の娘が起業、今は法人化して神戸と徳島にオフィスを有している会社があります。その娘は今は40台後半のマダムに成長しています。ここから派生している会社は消滅したところを含めて4つはあります。私にとっては老舗です。長続きしている会社は、登録女子を大切に扱うこと、質の高い常連客を持っていること、もちろん女子の質(知性・品格・愛嬌)が良いこと、この3条件を満たしているところだと思います。特にコロナ後は新陳代謝や淘汰が進み、今はコロナ中も地味に営業を継続したり、女子の新規リクルートに努力してきたところが勢力を拡大しているように思えます。今後は会社化或いは登録者番号を持ったところが、法人需要により他社を差別化するのではないでしょうか。最近会ったベテラン女子の発言ですが、【Z世代はよく分からない】と。時代センスの距離感が、ここにも存在しています。
今回の投稿は論文の序章みたいなものです。果たして完成するか?
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