世代センス

私の青春時代(高校生~大学生)、ユーミンこと新井由美(松任谷由美)や桑田佳祐・サザンオールスターズが全盛期でした。今も人気があります。彼らは今も心に浸みる歌を創っています。しかし現代の若者には、私たちの世代ほど浸みない傾向があるらしい。Why?

現代の若者の中でも、10代~20代前半には、あいみょんは浸みるが、
20代後半からあいみょんは知っているが曲は知らないという人が出てくる。Why? しかし、私(1958年生まれ)でもあいみょんのある3曲だけは心に浸みてくる。そしてカラオケで歌える。それらは、裸の心・マリーゴールド・ハレノヒである。

総じていえば、人それぞれの好みでしょうが、それだけでは済まされないと感じます。私の場合は、曲調も然りですが、歌詞が自分の中に入り込んでくるか否かがポイントです。言葉を変えればメッセージ性があるかどうかです。Pretender(髭ダン)やオトナブルー(新しい学校のリーダーズ)は私に入り込んできた最近曲です。

数年前の実験です。高校新卒入社の女子に私の好きな木綿のハンカチーフ(太田裕美)のカバー曲を3種聞いてもらいました。この歌は私が高校生時の曲ですからかなり古いです。まずはMay.J(女性ボーカリスト)、次に
綾瀬はるか(女優)、この2曲はオリジナルに近い曲調でした。女子は全く反応しませんでした。最後に椎名林檎を来てもらいました。メタルぽい曲調でした。女子はこれは聴けると反応しました。

結論付けることは出来ませんが、仕事においても経営者として時代センスを感じて活かすことが大切なのだと思います。経営者やマネージメントクラスが大切思うことが、必ずしも若者には伝わるかというとそうではない。伝え方を誤ると理解されないどころか誤解されてしまう。歌と同じように、歌詞と曲調を変化させて奏でる必要があると思います。

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