名寄のアイス

名寄のアイスは重いので有名だ。管理者の名誉のために断っておくが、これはアイスメイクをサボっているからではない(たぶん)。施設構造が外気温の影響を受けやすいからである(きっと)。その証拠に秋口は滑っている(虫も落ちている)。-20℃とか30℃になる日は滑らない(スウィープも効かない)。
あまりにも滑らないから、アイスメイク時に出る氷の削りかすを、受験生がもらってお守りとして試験会場に持って行くくらいだ。(ジョークです) こちらとしては若干複雑な気持ちだ。「普通にやれば滑らないが、たまに滑る(アイスだ)ぞ!油断するな!」と注意喚起している。(もちろんジョークです)
土曜日からジュニアの北海道選手権が始まる。日本ジュニアに出場する北海道代表を決める大事な大会だ(ようこそ名寄へ)。昨年までなら名寄入りする選手・コーチの表情は、我がアイスと同じくらい暗く重かったかもしれぬ。どっこい今年は一味違う可能性がある。
まず照明はLEDになった(明るい!)。 そして石も新しくなった(けどあまり曲がらないぞ!)。 氷は大体一緒だ(お察しください!)。 そして、大会期間中の気温は最高マイナス3℃、最低マイナス15℃くらいの予報でさほど寒くはならないようだ。(本当に良かった!)
まとめよう。 名寄のアイスは『少し影があって、曲がった事が嫌いで、渋いアイス』(硬派応援団長タイプ)から『明るく、真っ直ぐで、でも軽いって訳じゃないんだからねッ!というアイス』(陽キャ純情タイプ)に生まれ変わったのだ。(なんじゃそりゃ) ご期待あれ。(一層不安だ)
未来を担うジュニアカーラーの皆さんの健闘と好プレーを期待しています!(コレは本当です) (※真面目な話をしますと、塩っぱいながらも国際的にも「全然有り得る」タイプのアイスで、難しさはあるかもしれませんが、チームで知恵を絞り、力をあわせて攻略してみてください!)
2023 Dec21 22:38:48GMT

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?