2024WWCC(スウェーデン戦)

スウェーデン戦9エンド開始前の西室コーチの助言は「1ダウン先攻」という状況から「1点取らせて、10エンド後攻で3点を狙うという勝ち目がある」(=何が何でもスチールというシチュエーションではない、複数失点こそ避けるべき)という視点を与える目的と考えられ、特段の非合理さはないと思う。
結果としては2点取られてしまったが! したがって「何言ってんだッ!簡単に3点取れたら苦労しねーわ!!」といった受け止めは的はずれである。(選手もセカンド時点で「1点に抑えられれば悪くない」とフィードバックしている。だからラストロックの選択は議論の余地がある。)
もちろん、1点取らせる場合、10エンド「2点」取ってエキストラエンドでのスチール勝ちも視野に入れるのだが、ハンマーアドバンテージがあるので、延長先攻で得点できるかどうかは基本的には相手次第だ。だから、ハンマーがある10エンドに積極的に3点を狙っていくのを優先する考え方が主流と思う。
2024 Mar 22 09:32:42GMT

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?