ホームアイスがオープン

あと1週間ほどで名寄の「サンピラー交流館カーリングホール」が営業開始する。ホーム・アイスがオープンすると、オンアイス練習が定期的にできるようになるし、今季は照明がLEDに更新されたという「明るい」ニュースもあり、効果を期待している。(従前は運動施設としては若干暗かった)
11月に供用開始というのは、10年ほど前までは標準的な営業スタイルだったと思うのだが、通年利用可能な専用施設が次々と完成し、既存の施設も供用期間を延長するなどの対応をしているので、相対的に「遅い」オープンという状況になりつつある。
といっても、屋外でカーリングをプレーしていた20年前には、カーリング場は「1月オープン」が標準で、11月オープンの屋内施設を心底うらやましく思ったものだったから、ものすごい変化である。
都合、11月シーズン・イン勢は日本ではかなりの少数派となりつつある。全国でも名寄と妹背牛、南富良野の3施設とその周辺でしか、この気持ちを共有できなくなってしまっているかもしれない。
競争力という観点で言うと、通年かそれに近い期間供用される施設に対する我々の不利は否めず、とりわけ、競技会の開催をホーム・アイスがない時期に設定されると、かなり厳しい。
とはいえ、現状ではカーリング専用施設が近隣にあるというだけで恵まれた条件だろうから、ぜいたくな悩みといえなくはない。もちろん物理的な改善が図られれば一番よいが、それぞれの条件で工夫して、楽しんだり、能力の向上をはかる余地はある。
良い事だってある。日本選手権への道のりで言うと、既に大半のチームが討死(予選敗退)している地域もあると思うが、名寄は全員が生きている。(11月以降でなければ予選が開催できないからだッ!) 来週から一気に追い込んで、そろそろ疲れの出始める(願望です)通年勢をごぼう抜きしてやろう。
2023 Oct24 09:33:59GMT

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