見出し画像

019.既往症や持病がある方の海外旅行傷害保険|バリアフリー旅行|要介護高齢者・車いすユーザー

全国バリアフリー旅行情報センター
20年も前のこと…。筋委縮症の車いすでの参加のご主人と奥様(いつもバリアフリー旅行に参加して下さっているお客様)から、突然、会社に電話がかかってきました。「今からロサンゼルスとラスベガスに行ってくるね!念願のグランドキャニオンが楽しみです!今回はバリアフリー旅行ではなくて一般ツアーです!」と。その時は、保険のことには触れず、ただ行ってらっしゃい!と伝えただけでした…。数日経った後、また電話がありました。帰国後の電話かと思いましたが、ロサンゼルスからの国際電話で、ご主人がグランドキャニオン行きのセスナに乗る直前に心筋梗塞で倒れられたとのことでした。緊急手術中とのことでしたが、病院から高額な医療費用の請求(約2,000万円)を求められていました(現地係員が対応)。海外旅行保険に加入していなったため、全額自費負担とのこと…。結果的にご主人はお亡くなりになってしまいました。あの時(出発前の電話)、どうして保険の話が出来なかったんだろう…と後悔だけが残り、その時から、この経験とあわせて、お客様には、必ず保険加入を進めています。事前に加入できなかった場合は、空港でも加入ができますので、海外旅行の際は、必ず海外旅行保険にご加入ください。(もちろんご家族も)

ここから先は

3,798字 / 2画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?