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003.2022年4月|バリアフリー旅行&ユニバーサルツーリズム環境に関するニュースまとめ

【全国バリアフリー旅行情報センター】
2022年4月1日から30日までに配信されたユニバ―サルツーリズム推進(バリアフリー旅行環境促進)に関連する記事をまとめています。少しずつ世の中が良くなってきていることや、全国で共生社会の実現に向けて頑張っている人たちの様子をひとりでも多くの方と共有していきたい!

[4月29日]prtimes(文化庁)
【国立劇場】聴覚に障害のあるお客様のための「ポータブル字幕機貸出サービス」を実施〔6月歌舞伎鑑賞教室〕 (国立劇場の6月歌舞伎鑑賞教室では、歌舞伎の基本について出演者がわかりやすく解説する『解説 歌舞伎のみかた』と、初めての観劇でもお楽しみいただける名作『彦山権現誓助剣ー毛谷村ー(ひこさんごんげんちかいのすけだちーけやむらー)』を上演します。この公演では、聴覚に障害のあるお客様への観劇サポートとして、「ポータブル字幕機貸出サービス」を実施します。セリフを始め演技・演出の内容がポータブル字幕機に自動で表示されるので、公演の内容がスムーズに理解できると好評のサービスです!)

文化庁

>>>平成 30 年 6 月に施行された「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律(障害者 文化芸術推進法)」及び平成 31 年 3 月に策定された「障害者による文化芸術活動の推進に関する基本 的な計画」により、文化・芸術関連施設におけるバリアフリー化(特にソフト面)が進んできています。車いす対応は改善が進んできているものの、視・聴覚の障がい者への配慮にまだ課題が多く今後の活動に期待したいです!
>>>近畿日本ツーリストでは、2021年8月に能楽協会と連携して「バリアフリー能楽祭」を開催。視覚障がい・聴覚障がい・車いすユーザー等の参加者に様々なサポートの実証実験を行ないました。

[4月26日]信濃毎日新聞
白馬ハイランドホテルの客室改修 障害者や高齢者の受け入れを重視
(北安曇郡白馬村の白馬ハイランドホテルは、客室を改修して高齢者や車椅子の障害者などに配慮した「ユニバーサルルーム」を設け、利用客の受け入れを始めた。)

信濃毎日新聞

>>>白馬エリアでは、観光地のバリアフリー化が進んできていますが、宿泊施設の対応が追い付いてなく、今回の白馬ハイランドホテルのバリアフリー化により、首都圏からの旅行客が増加することが期待できます!

[4月25日]トラベルボイス
JWマリオット・ホテル東京、2025年春開業へ、高輪ゲートウェイ駅前に全200室で (マリオット・インターナショナルは、東日本旅客鉄道(JR東日本)と「JWマリオット・ホテル東京」の開業に向けて契約を締結したと発表した。JR東日本による品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)のまちづくりの一環として、2025年春の開業を目指す。総客室数は約200室の予定。館内にはオールデイダイニングをはじめ幅広いラインナップのダイニング、小規模から中規模のイベントに対応できる施設、屋内プールやスパ、エグゼクティブラウンジを備える。)

トラベルボイス

>>>JR高輪ゲートウェイ駅は、JR品川駅からも徒歩圏内で利便性が高いエリアで、新規ホテルは車いす対応していますので、今後は、東京観光の拠点になると考えていて注目しています!(品川駅周辺は、坂道が多いので、障がいの程度等によっては、高輪ゲートウェイがおすすめです)

[4月25日]トラベルボイス
飛騨高山にメルキュールホテル、2022年12月開業、白川郷への旅行者狙い、最上階に露天風呂も  (不動産ディベロッパーのサムティ社が2022年12月、アコーが運営する「メルキュール飛騨高山」を開業する。飛騨高山とともに、世界遺産・白川郷への観光客の宿泊で取り込みを図る。アコーは日本国内8都市18ホテルを運営。メルキュール飛騨高山は日本で7番目のメルキュールホテルとなる。メルキュール飛騨高山は、JR高山駅から徒歩4分に位置。161室の客室、レストラン、バーを備える。最上階には露天風呂、内風呂、貸切露天風呂を用意し、高山の風景を楽しみながら湯あみを楽しんでもらえるようにする。ホテルデザインは飛騨高山の伝統工芸品からインスピレーションを得た。)

トラベルボイス

>>>全国でいち早く、観光福祉都市宣言をして観光バリアフリーのまちづくりに取り組んできた高山市には、バリアフリー対応しているホテルが多数存在し、高山の古い街並みは、とても散策しやすいです。今回のメルキュール進出によって、障がいがある外国人観光客にも人気が出ると期待しています!

[4月21日]carview
じつは「介助する側」も大変! 介助者がラクできるクルマ3選  (支える方もラクなクルマであればお互いにハッピー!高齢の両親など、クルマに乗せ降ろしする際に介助が必要なケースで、一見、介助されるほうが乗りやすく、降りやすいクルマ……という視点でクルマを選びがち。だが、実際には介助されるほうだけでなく、介助するほうにとってもラクなクルマがいいに決まっている。介護、介助が必要な時期が長く、機会が多ければ多いほど、そこが重要になってくる。)

carview

>>>まだまだ、障がいがある方たちの旅の移動手段は、自家用車が多く、最近では、介助者の負担を軽減できる車が開発される傾向にありますので、旅に出掛ける機会がもっと増えるといいですね!

[4月16日]沖縄タイムス
「活気を生み出す起爆剤に」那覇-名護が75分…高速船4月29日に就航 6月末まで片道500円 那覇-名護を約75分で結ぶ第一マリンサービス(沖縄県那覇市、小田典史社長)の高速船「ジンベエ・マリン(タクマ3)」が29日に就航することを祝い、15日に名護漁港で記念式典が開かれた。従来の那覇-本部に加え、1日2便が同漁港に寄港する。29日から、片道全区間500円で乗船できるキャンペーンを6月末まで実施予定。

沖縄タイムス

>>>沖縄本島の中部エリアへのアクセスのひとつとして、車いす対応している高速船の利用もおススメです!

[4月13日]乗り物ニュース
珍しい「夜行バス連絡バス」も登場 関東バス×奈良交通「やまと号」運行再開 新宿発着 (関東バスと奈良交通が運行する夜行バス「やまと号」が、2022年4月28日(水)から運行を再開します。 【レア?】「夜行バス連絡バス」も運行される五條~新宿線 画像で見る  再開されるのは、新宿に発着し、奈良県内の天理、桜井、八木、大和高田、五條を結ぶ系統です。関東バス便のみ、スカニア(スウェーデン)の新型2階建てバスが投入されます。大人の通常運賃は5980円~1万500円ですが、2階建てバスの1階席(4列シート)は1000円~2000円安く設定されます。  両社は他に、新宿~奈良の「やまと号」も運行していますが、こちらは引き続き運休となります。) 

乗り物ニュース

>>>関東バスの2階建てバスには、車いすスペースがあります。車内のトイレは車いす対応していませんが、定期的にサービスエリアでトイレ休憩してくれます。身体障害者手帳があれば半額になり、安価での移動が可能です。

[4月12日]株式会社KBC映像プレスリリース
目の不自由な方でも博物館をもっと便利にもっと楽しく! 九州国立博物館で新音声ガイドサービス開始!! (多言語音声ガイド「jaj.jp」を手掛ける株式会社ケイ・ビー・シー映像(福岡市中央区、以下 KBC映像)と、障がい者に対して社会参画促進や生活支援に関する事業を行う特定非営利活動法人アイ・コラボレーション神戸(神戸市中央区)は協業し、九州国立博物館において視覚に障害がある人でも博物館を便利に楽しくめぐることが出来るソリューションのサービス提供を開始しました。 九州国立博物館ホームページ↓↓ https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_info_navi.html  )

株式会社KBC映像プレスリリース

>>>平成 30 年 6 月に施行された「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律(障害者 文化芸術推進法)」及び平成 31 年 3 月に策定された「障害者による文化芸術活動の推進に関する基本 的な計画」により、文化・芸術関連施設におけるバリアフリー化(特にソフト面)が進んできています。九州国立博物館で上手くいけば、全国の国立博物館に横展開していただきたいです!

[4月26日]福島市観光ノート
【ルートマップつき検証レポート】車いす&ベビーカーで楽しむ花見山「ゆずりあいコース」を実際にまわってみました!   (花見山のシーズンが始まり、少しずつ開花も進んでいます。花見山では、昨年秋に一部の道が舗装されて車いすの方でも歩きやすくなったので、バリアフリーツアーセンター所長の佐藤さんと一緒に「ゆずりあいコース」を車いすで巡ってみました。その様子をお伝えします。記事の後半では、問い合わせの多い花見山のバリアフリーポイントもご紹介しますよ。「花見山に行きたいけど、車いすやベビーカーで行けるか心配…」という方の参考になれば嬉しいです。)

福島市観光ノート

>>>桜の時期は、大変混雑していますので、上手くコースを選びながら、散策したいですね。(観光マップには、トイレの位置や、車いすおすすめルートが記載されています。)

[4月6日]鉄道チャンネル
名古屋発臨時特急「ひのとり」が初めて鳥羽駅へ 2022年ゴールデンウィーク土日祝日に運転 近鉄は2022年4月29日(金・祝)から始まるゴールディンウィーク期間中の土日祝日(計8日間)に、大阪、名古屋から伊勢志摩方面へ向かう臨時特急として80000系「ひのとり」を運転する。名古屋発の臨時特急「ひのとり」は、今回初めて鳥羽駅へ乗り入れる。

鉄道チャンネル

>>>車両のバリアフリー化を進めている近鉄の特急の利便性が向上するのは、とっても嬉しいですね!近鉄特急は、車いすの座席をインターネットでも購入できるようになって便利になりました。



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全国バリアフリー旅行情報センター/note
要介護のご高齢の方たちが、旅を通して、いつまでも自分らしく、より豊かな人生を過ごすために、noteを活用して全国のバリアフリー旅行情報を発信して、ユニバーサルツーリズムの推進活動に取り組んでいます。

■伴流高志|banryu takashi (プロフィール
1997年より、要介護高齢者及び障がいがある方と、そのご家族の旅行企画・販売(バリアフリー旅行)に携ってきました。介護福祉士の資格を取得し、世界72か国・国内47都道府県すべての地域のバリアフリー旅行(添乗員同行の募集型企画旅行商品)の旅行計画・手配・添乗業務を行ないました。今後は、個人向けのバリアフリー旅行の普及にも貢献したいと考え、本サイト(Note)を運営しています。

■全国バリアフリー旅行情報センター
2020年より、要介護高齢者や車いすユーザーが旅行に出掛ける際の「宿探しの手間」を少しでも省くことを目的に、バリアフリールーム・ユニバーサルルームの設備があるホテルを紹介するサイトを運営しています。(個人)

近畿日本ツーリスト株式会社/ユニバーサルツーリズム推進活動
2018年より、長年取り組んできた(物理的な課題を解決する)バリアフリー旅行*募集型企画旅行から、東京オリンピック・パラリンピックを契機に、超高齢社会や共生社会をキーワードにした様々な社会課題を、異業種や地方自治体と連携しながら解決していく社会課題を解決を目的としたバリアフリー旅行の企画提案を行なっています。また、2019年より、全国の中学・高校・専門学校・大学へ、生徒向けの「心のバリアフリープログラム」企画提案を行なっています。

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