【Anpanaman Religion】

次女のアンパンマン好きは少し落ち着きを見せ始めたが、何かあるごとにアンパンマンと言う時がある。特に、何か不安になったとき、暇になったとき、たまに寝言でアンパンマンと言うこともある。もうこれはアンパンマン一強世代の中で、仏様のような存在になっていても過言ではないと思ったのである。

たしかに、アンパンマンはみんなの味方でやさしく、何か悟ったような存在でもある。何かあればアンパンマンが助けてくれると。アンパンマンマーチの歌詞も何か深い意味があるということも聞いたことがある。よって、幼児にとってはアンパンマン宗教、英語ではAnpanaman Religionとでも言おうか、そんなものがあるような気がしてきたのである。

別に子供であってもそんなような心の拠り所があってもいい。たまたま次女はそれがアンパンマンになっているだけで、ディズニーでもジブリでも何でもいいだろう。ただ、その中でも日本ではアンパンマン一強になっているのは間違いなく、アンパンマンの凄さというものを次女の成長の過程でまざまざと見せつけられているのである。

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