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2月あった?

おはようございます。あらゆる物事を2月中に完結させたい!と思っていたはずなのに何も終わってません。どういうこと。
現在、自分の書いた文章を自分で校閲するという、この世に存在する苦行ベスト10があるなら確実にランクインする作業に入っています。つらい。文章力なさすぎてつらい。でもやりきることに意味があるんだよ……。

そのくせ、あした映画館でもいこっかな~くらいのノリで、韓国行きの航空券を取ろうとしています。しかしチェジュ航空のサイトになかなかうまく接続できない。まだ来んなと言われているのでしょうか。2月のどっかで2日くらいなら行けるっしょ~と思ってたのに、ああああほんとに2月なかった。うん。

英語学習も遅々として進んでいない。私の通っている英語スクールは、私は週に1回だけなんだけど、日曜日以外は毎日通学する短期合宿型のプランもあって、そのプランで来ている人たちと一緒に授業を受けることがある。先月までは、県外から1ヶ月滞在して授業を受けに来ている方がいた。先週から一緒になっている方は2週間の予定でやはり県外から来ていて、毎日みっちり授業を受けているという。やっぱり、短期集中で学習している人たちは上達も早いな~としみじみ感じる。私が週1で行って受ける印象としては、短期集中の人たちは、特にスピーキングが前週に比べてめちゃくちゃできるようになっている。スクールでの授業以外にも色々勉強してるんだと思うけど、上達の近道ってなんだかんだで「慣れ」なのかな~と思う。あとはやはり、○○について学ぶために留学したい!という明確な目的のある方は伸びは早い。ってだれ目線で言ってんだ。

ついでのだれ目線で言っとくと、IELTSのスピーキングテストは「文法の正確さ」「話の構成」「発話の流暢さ」などのほかにもちろん「発音の正確さ」も採点対象になるのだけど、30年以上どっぷり日本で暮らして、ほとんど英語に接してこなかった人間が、ネイティブ並みの発音で英語を話すのはほぼ無理だろって思ってる。というか、「ネイティブ並みの発音」って何?などと、やはり物事を小難しく考えてしまう。アメリカ・イギリス・オーストラリア等の英語圏の国でもアクセントはそれぞれ違うし、各国の地方ごとにいわゆる「訛り」もある。私はこの「訛り」ってやつがとてもすきで、故郷を離れて15年以上経っても(若干意図的に)故郷の方言で話している。

サッカーで一世を風靡した元イングランド代表のデイヴィッド・ベッカムは、もともとはロンドンの下町訛りで話す労働者階級の青年である(訛りはおそらく現在では嫁・ヴィクトリアに矯正されている)。2006年ワールドカップ優勝時のイタリアチームのキャプテンだったファビオ・カンナヴァーロはちゃきちゃきのナポリっ子で、日本でいうなら鹿児島弁みたいな強めの訛りがあったらしい。彼らの出自を背景にした「訛り」という個性は、社会生活上はあまり良いものとして捉えられないし、当然彼らのインタビューなどを日本語で翻訳するときには、標準的なことばに変換されちゃうんだよね。

日本人の発話する英語は「サムライアクセント」とも呼ばれるらしい。日本人の英語学習系YouTuberの動画を観てると、コメント欄に寄せられる「アクセントが日本訛りすぎてる」みたいなちくちく言葉に意見を述べる場面もしばしばみられるのだけど、私的にはこれだけ流暢に、自分の考えを伝えられてるのに、まだアクセントのことまで言われるんだ~とびっくりしてしまう。現地でコミュニケーション取れてるんだし、YouTube投稿できるくらい自信をもって話せてるんだからいいじゃん!!て。
IELTSみたいな試験は、当然アカデミックなライティングやスピーキングの能力が求められるので、どぎつい訛りで話すのはやっぱり違うと思うのだけども、一般的にはいろんな英語があっていいんじゃないかな~と思う。

そんな私がだいすきなのは、BBC制作のティーン向けドラマ「Misfits」に登場するキャラクター、ケリーちゃん(演:ローレン・ソチャ)のクセが強すぎる英語です。全然聞き取れないのだけどめちゃくちゃ好きw
ドラマ自体は、30秒に1回はお下品な言動があるのであまり人におすすめできませんが、学生時代にハマって観てました。ケリーちゃん、ちょっと乱暴だし口悪いけどめっちゃいい子なんですよ~。

(クリックでYouTube動画に跳びます)

さてさて、校閲という苦行に戻りますかね……
ほんと2月中には出来る限り終わらせて、穏やかに3月を迎えるんだ!オクトラオーケストラコンサート!!!

◆最後に、最近摂取したものまとめ

本・マンガ
田野大輔・小野寺拓也(編著)『〈悪の凡庸さ〉を問い直す』大月出版
シャルル・ぺパン、永田千奈(訳)『フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書』草思社
内田也哉子『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』文藝春秋
野田サトル『ドッグスレッド』1巻、集英社

映画
ピュグマリオン
ジョジョ・ラビット
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン


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