2024-4-9日の朝日新聞記事

☆日本の防衛費、大きく増えた背景は?

自衛隊の前身の警察予備隊が創設されたのが1950年(昭和25年)
1976年、三木内閣が防衛費の上限をGNP比1%以内とする方針を
閣議決定した。

2023年度に大きく増えた背景は?

米国が同盟国に対し防衛費をGNP比2%以上にするように求めたことが
背景にある。

岸田総理は2022-5月、防衛費の増額を打ち出した。
更に、自民党は2022-7月の参院選でNATOを引き合いに出し、
2%目標を公約にかかげた。
岸田政権は、2027年度の防衛費はGDP比2%にする事を決めた。

戦前の日本は軍事費をまかなうために、借金にあたる戦時国債を乱発した経験がある。

☆「もしトラ」日本でパニック

ワシントン・ポストは、トランプ前大統領が11月の大統領選で勝利する
可能性を巡り、日本で軽いパニックが起きかけているとし、
「もしトラ」という言葉が広がる現象を紹介する記事を掲載した。

☆2023年度飲食倒産過去最多。

帝国データバンクは2024-4-8日、

2023年度の倒産件数が8881件で、二年連続で前年度を上回ったと発表。
増加率は過去最高で物価高が経営を圧迫した。

目立ったのが、小売業に含まれる飲食店の倒産で
2000年以降最多だった。

データバンク担当者は「倒産件数は、2024年度も増え、1万件を突破する
可能性がある」と話す。

☆衆院本会議、タブレット解禁見送り。

伊吹文明元衆院議長は「議場に入ってから調べ物をするなんて
言語道断だ。頭に入れてから入れ」と話した。

☆岸田総理の車座、相手は、ほぼ身内

岸田氏の肝いりで始まった「政治刷新車座対話」は、多くの参加者が
身内にとどまっている。
現場の声を聴くと銘打ったが、

総理は2024-4-6日、熊本市で初の車座対話に臨んだ。
18人のうち15人は自民を支持する団体の代表者だった。
参加者の一人は「終始和やかな雰囲気で・・・」と話した。

車座対話は2024-3-17日の党大会で総理が
「国民の声を聴く」と表明したものだ。

・・・いずれも参加者は県連関係者や支援組織中心だった。
幹事長経験者は「本当はスーパーの前にでも立って
『自由に、ご意見を』とやればいいが、ひたすら罵声を浴びせられる。
身内を相手にやるのが安全なんだろう」と話した。


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