哲学について

<哲学とは>

哲学は何か?・・・?
という議論は、必要な議論ではありません。

哲学は考えることですから。
考える必要のない人には哲学は必要ではなく、
考える人は、哲学が必要なだけです。

「考える」という当たり前を「哲学する」といえば、わかりやすい。
だから、日本の大学のように「覚えに行く」
のは哲学ではないのですから、
日本人には哲学は何かが、身近なものではないのでしょう。

だから日本人は神経質に完璧に他人の猿真似をするのが得意です。
(ここに同質的民族を目指す日本人の姿勢があります)
外国人はそんなことより、独創(=個性の発揮=多様性)を
重視していることは、明らかです。

(独創ということから解ることは、「ひとり」です。
一人が日本人の最も嫌う所で、ここから日本人性が明らかです。
従って、「日本人は集団主義である」と本当のことを言うと日本では叩かれます。
「一人と集団」は反対語であるにも関わらず!)

☆ テイク2

哲学とは何かと人々は言うが、
「考える」ということが哲学。

例えば、ガダマー「科学の時代における理性」
は、
科学より「理性=考える=哲学」が、大切だと表題が言っているし、
哲学とは「倫理=善」であるということは、ソクラテスの時代から言われている。
従って哲学は一人一人が考えるもの、即ち、倫理であり人間が、倫理によって、
目指すものは、善なのである。

即ち、一人一人が「考えること=理性=哲学=倫理=善」である。

あらゆることはつながっている。
理性ある人間とは「考える人」である。
ロダンの「考える人」がうかぶ。

<哲学者>

信頼のおける哲学者を列挙すると
ソクラテス=プラトン、
ニーチェ、
サルトル、
小林秀雄、
池田晶子、
夏目漱石(は、社会哲学者)、
デカルト、
ブッダ(特に小乗仏教)、

1、大物哲学者はサルトルで終わりだとも言われている。

1、ソクラテスが哲学を始め、また、
ソクラテスによって哲学は完結されている、とも言われる。

1、リンカーン、福沢諭吉、夏目漱石などは、
社会哲学者(=社会学者=民主主義哲学者)としても重要。

1、民主主義は近代の発明ではなく、
古代ギリシャに既にある。
人間知性(=善)は、新しいほど進歩しているわけではありません。

ゆえに哲学は、新刊を読むことには、特に意味がありません。

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