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6期引退ブログ#14【ゆい】

【6期引退ブログ#14】

今日の担当は…
“ただただ可愛いバンカラの天使”
ゆい(企画局長)です!

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バンカライズム6期のゆいです!
引退ブログとはいったい何を書いたら良いのやら…
という感じですが、どうにかこうにか書いてみます。
これまで2年の間、私がどんなことを考えてバンカラにいたのか、少しでも伝われば嬉しいです!

私がバンカラに入ったきっかけは、4期に先輩がいたことです。
小さい頃から音楽が好きでダンスに憧れを持っていましたが、人前に立つことが苦手で、入会を迷っていました。そんなとき「迷っているならおいで」と先輩に呼んでいただいた『シン・祭』で、はじめてバンカラの生パフォーマンスを観ました。
大音量の音楽、荒々しいダンス、全力の叫び…
動画で観るのとはまた違った熱量がそこにはありました。

ただひたすら惹き込まれ、野心に火をつけられた日。

今でこそ「バンカラはキラキラしているだけのサークルではない」と後輩に話しますが、自分自身の入会理由は「バンカラがキラキラしていたから」でした。
コロナ禍でステージも練習も減り、つらい期間が長かったはずの五代目。
でもそんなネガティブなものの一切を排除して、ただただ輝く姿だけを魅せてくれた五代目。
私をバンカライズムにしてくれました。

入会してからの私がキラキラしていたかと言われたら、そんなことない時間の方が長かったように思います。特に、幹部を務めた万色祭。我ながらボロボロでした。

人前に立つことが苦手な私が、主催公演のリーダーというみんなを引っ張らなければいけないポジションに立候補したのは
「大好きなバンカライズムに貢献したい」
その一心でした。

私にとってバンカラは大きな意味を持っている。今度はバンカラにとって意味のある私でありたい。もらってばかりではいられない。
そう思って1年半、頑張ってみたわけです。

2年目は、その気持ちがバンカラの外に向くようになりました。

バンカラを応援してくださる方々に恩返しがしたい。大きな大きな応援に、パフォーマンスで応えたい。必ず、野心に火をつける。

そして私たちは、ステージに立つ人間として、ステージを創り上げる大変さを知る必要があります。いつも呼んでいただけるステージがあるのは、誰かの努力の上に成り立っているもので、当たり前のことではないと。
協賛企業様、放送研究会様、広告研究会様、パフォーマンスサークルの皆様、大学や会場の職員の方々、たくさんの人の大切な時間をいただいて創り上げたものです。

40人。
全員がパフォーマンスと運営を両立するには少なく、みんながまとまって同じ方向に進むには多く思える人数。
大好きなはずの仲間とぶつかり合いながら、最後まで駆け抜けました。

本当に長い時間を万色祭に費やしましたが、
私のバンカラ生活の全てが万色祭だったわけではありません。あくまで私が統括になったのは、バンカラやバンカラを支えてくださった方々に恩返しするためでした。

「本当ありがとう。祭りを受け継いでくれて。」「素敵な色でした。」
万色祭の初代統括からいただいた言葉です。
感謝されるなんて思ってもいませんでした。
七代目が、私が、やりたくてやっていたことで。誰に強制されたわけでもなくて。むしろ感謝するのはバンカラにいる意味をもらった私の方で。
それでも、この言葉をいただいてはじめて、自分の想いを人に伝えられたと実感できました。

「全ての人の野心に火をつける」

自分が頑張った、仲間を尊敬している、でもその結果観ている人がどう感じたのか。なかなかわからなくて、ずっと葛藤していたことが、晴れた気がしました。
統括として足りないところばかりだった私でしたが、仲間と走り続け、何かを届けられたのだと。

万色祭が終わってすぐ、膝と腰を怪我しました。うまくいかず悔しい思いをしたステージもあります。みんなが着々と完成度を上げていく横でストレッチしかできず、焦ることもあります。練習中に座っている人がいたらみんなの気が散るかな、と心配にもなりました。
どうせ踊れないのに、それでも私が練習に行くのは、小さなことでも自分にできることがあると思ったからです。
動画を撮ったりフィードバックをしたり変更点を確認したり…。
自己管理ができなくて迷惑をかけた分、できることで返していきたい。

そう思うのは、バンカラの凸凹さが大好きだからです。
ただバラバラなだけじゃなくて、お互いに穴を埋めて支え合っているところ。自分のために懸けてくれる人がいて、誰かのために懸けられる自分がいるところ。

ダンスにしろ局や担当の仕事にしろ、得意不得意があるのは当然です。ダンス歴も、バンカラにかけられる時間も、体力も、人それぞれ。できないことがあったって、せっかくチームなんだから、頼り頼られで良いのです。

私は今、学生会館でブログを書いています。
バンカラ民とだべったり、練習前に急いでご飯をかき込んだり、時には疲れ果てて突っ伏して寝たり、深刻な話をしたり。楽しい時もつらい時も、この場所で過ごしてきました。
そして、周りを見てみると、他のパフォサーの人がいます。コラボステージを通してたくさんの人と出会い、すれ違うたびに挨拶をして、ステージ前に励まし合って。早稲田のパフォサー文化がどんどん大好きになりました。
早稲田に入って、パフォサーに惹かれて、バンカラになって、本当に良かった。

そんなこんなの2年分の想いを、最後の早稲田祭にぶつけます。
6期も7期も全力です。観に来てください。

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バンカラ民へ✉️

歴代の先輩方
バンカライズムを創り、継いでくださってありがとうございます。
2年間、たくさんのステージに出させていただき、たくさんの方から「バンカラかっこいいね」と言っていただきました。
全部全部、先輩方のおかげです。
六代目・七代目の色が、届きますように。

5期さん
私をバンカライズムにしてくださって、ありがとうございます。
今でも変わらず大好きな六代目。大切なこと全部教えてくれた5期さん。
いつまでも追いつけません。
それでも、6期・七代目にしか出せない色を絶対に魅せます。
私たちの最後、楽しみにしていてください。

6期
2年間ありがとう。
どんなことがあったって、6期で良かったって思うよ。

7期ちゃん
先輩としてあまり良い姿は見せられなかった、ごめんね。でも、かわいくていとおしい7期の先輩でいられて、一緒に七代目を創れて、楽しかったよ。
残り1年悔いのないように。八代目楽しみ!

未来の後輩ちゃんたち
バンカラはどうですか?楽しい?
時には重圧に押しつぶされそうになるかもしれない。大切なはずのものが、そう思えなくなるかもしれない。
ボロボロになりながらでも良いと思う。
自分と仲間を信じて、最高に輝くバンカライズムを創ってください。

【フリップ企画】バンカライズムの好きなところは?

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