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6期引退ブログ#02 【すずな】

【6期引退ブログ#02】
今日の担当は…
“弟大好き元気ガール”
すずな(練習局)です!

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お疲れ様です。6期の加瀬すずなです!
初めての試み、バンカラでまさか引退ブログを書くとは思ってもいませんでした。
初めに言っておくと、感情のままに書いてしまったので文体も統一されてないし言いたいこともごっちゃになっています、読みにくい!ごめんなさい!
長くなっちゃうかもしれないけど時間がある時でもいいから読んでくれると嬉しいです。

という事で今日のタイスケ~どん!
①パフォーマンスサークルってなんだ!
②人生の最高地点
③感謝感激あめあられ!

①パフォーマンスサークル(バンカライズム)ってなんだ!

はいこれです。これがめっちゃ難しいんですよね。最近、引退を意識するようになってから余計深く考えるようになりました。

大学生にとってのサークル、入学した当時の私は「授業やバイトメインで週に一回適当にどっかのサークル行ってのんびり過ごそうかなぁ」って考えてました。きっと、ほかの人もそうだと思います。サークルなんて所詮親や周りの大人たちからしたら「友達を作るだけ、大学生活の息抜き、そんなものに時間を割くなんてもったいない」って思うようなものだと思います。

でも、そんな簡単なものじゃなかったんです。私が入ったバンカライズムというパフォーマンスサークルは。

なんだろう、こう言葉で完全に当てはめることはできないんですけど、パフォサーって完全にサークルとは言い切れないんですよね、ほぼ部活!みたいな。

きっとその人個人のそれぞれの向き合い方があって、それによってのんびり楽しいサークルでも、厳しくてつらいこともある部活、にも変わるんですよね。

その向き合い方それぞれが正解であって、絶対に間違いはないと思います。

特にこのバンカライズムは難しい場所でした。なぜならバンカライズムへの入会条件は「初心者歓迎、年齢不問」
バンカライズムが目指しているのは「すべての人の野心に火をつける」

この通り、バンカラはダンスが初めての人も経験者も、現役の大学生でも社会人でもみんな平等であり、さらに目指すべきところは優勝、なんてわかりやすいものではなく「第三者の心を動かす事」です

わぁぁぁぁぁ難しい難しい、ほんっっっっとうに難しいです。

何回も思いました、人の野心に火をつけるって何!?どうやったらそんなことわかるの、そんな抽象的で分かりにくいもの無理だよ、って。

ポジションを決める時もとても難しかったです、ダンスが上手な人を前にするのか、たくさん自主練をした人を前にするのか、頑張ってる人を前にするのか

そもそも頑張っているとは、だれがどの基準で見て決めるのかな

ダンスが上手な人がえらいのかな?みんなと仲いい人がえらいのかな?役職や担当を持っている人がえらいのかな?

私はそうと思いません

“ダンスが下手でも、たくさん学館に行ってたくさん踊ってたくさん疑問をみんなに投げかけてたくさん踊りなおす”

“自ら進んでみんなの前に立って、練習の雰囲気を盛り上げて、みんなを引っ張っていく”

“嫌われることを覚悟で、厳しいことを言って目をそらしている現実に目を向かせる”

“困っている人、たくさん仕事を抱えている人に寄り添って、話を聞いてあげる、仕事を手伝う”

“大変な仕事と分かっていても自ら引き受けて、全身全霊仕事を全うする”

ダンスだけでなく、様々な事務作業を担ってくれる人、周りに気を配って雰囲気を盛り上げてくれる人、朝早くても毎回遅刻せずに時間通りにくる人、それらすべてを加味したうえで、“頑張っている人”が私にとって報われるべき人だと思います。

その様な人たちが報われるからこそ、バンカライズムはパフォーマンスサークルであると思います。

いろいろな人なりの向き合い方で全力にバンカライズムに力を注いで、バンカライズムのために時間を費やしてくれる人が、報われるべき場所でありたいです。

②人生の最高地点

自分の人生の最高地点は何処なんだろうとふと考える時がありました。

私は基本的に楽観的なため、人生これから楽しいことがたくさんあるからバンカライズムとして活動しパフォーマンスしている時間を人生の最高地点だとは考えていませんでした。

でもとあるバンカラ民に「絶対に今が人生で一番楽しいときだと思う」と言われました。この先、今を超える高揚感や感動、成長、一つのことに全力で向き合える時を感じる時は現れないと。

その時は「えっ、なんでそんな事言うんだろう、この先楽しいこといっぱいあるのに」くらいに思っていました。

でもその考えは少し楽観的過ぎていて。私の考えは要するに「このバンカライズムのみに集中して頑張れる今この瞬間を人生の最高地点にしよう、と思うくらいに頑張ってはいない」という事の表れであることに気づきました。

私が人生で一番頑張ったって思えて、親や友達からも頑張ってるねと一番言われた時期は中学生の頃のバスケットボールでした。

あの頃は無我夢中にボールを追いかけて、勝つ、というただ一つの目標に向かってチームのみんなと朝も夜も練習していました。

そのころの自分と今の自分を比較して、今自分は何をやっているのだろうという気持ちになりました。
2年という長い時間、一つのことに夢中になれる猶予をもらったにもかかわらず自分のバンカライズムとの向き合い方はなんて適当であったのだろうと後悔しました。

全ての人に対して、パフォーマンスサークルに入っている時間を人生の最高地点にしろとは言えないです。

でも、自分のやりたいことを自分の意志で入ると決め、2年間も同じ仲間と一つのことを完成させようと頑張れるのはこの先ほとんどないと思います。

その中でいかに自分の最大限を出せるか、それが大切だと思います。

①で話したことにもつながりますが、私はバンカライズムを「人生の中で一番全力で向き合って、ひたすら夢中に頑張った事」にしたいです。したかったです。

それに気づいたのは引退が迫った10月12日でした。

私はこれまでステージの担当をたくさんやってきました。毎回正規練習に参加し、練習をしてきました。練習局としてポジを考え、前に立ってFBをしてきました。

でもそれは頑張っているとは言えないです。すべて自分がしたかったことで、やっていても苦ではなく楽しんでやっていました。

自分の苦手なことからは目を背けていました。ほかの所で頑張ればいいかなって自分に甘い考えをして、本当に頑張ったとは言えない2年間を送ってしまいました。

全てをサークルに費やせとは言いません。でも大学生活の中の貴重な時間を使って活動している今のことを、将来大人になって、楽しかった思い出、という簡単な思い出として終わらせてもいいのでしょうか。自分の意志でやろうと決めた時間を適当に過ごしていいのでしょうか。

何回も言いますが、所詮サークルです。自分なりの向き合い方でどうとでも捉えられるこのサークルで私は、残り期間少ない状況で本当に自分がしたかった終わりの方に気づきました。

頑張った人には頑張った人しか見られない景色があります。頑張った人にしか味わえない感動があります。頑張ったからこそ、頑張ったおかげで、自分なりに全力で向き合った結果、一生に変えられない価値のある景色が見えてくると思います。

その景色を見たいから、私はあと少し、人生の最高地点にするためにできることは少ないけれど全力を尽くそうと思います

③感謝感激雨あられ!

最後に伝えたいのは、この気持ちにつきます。

つまらなかった大学生活を変えてくれたバンカライズムを教えてくれた友達、コミュ障でリズム感もない私を選んでくれてサークルに入れてくれた、丁寧に振り入れをしてくれて、朝でも夜中でもFBを送ってくれ、突然の自主練の誘いにも毎回付き合ってくれて、辛いときにはたくさん相談に乗ってくれて、最高の6代目の景色を見せてくれた5期さん、全く頼りにならなくていつもよくわからないボケやダルがらみにも付き合ってくれて、いざという時はめちゃくちゃかっこいいダンスを見せてくれて7代目を支えてくれた7期、気分屋でテンションの差が激しかったり、たまに口が悪くなった私を受け入れて一緒に頑張ってくれた、2年間という短くない期間を共に支えて駆け抜けてくれた6期

みんな本当にありがとう。

7期へ、最後まで不甲斐ない6期で本当にごめんね、早稲田祭までついてきてほしいです。

6期へ、去年踊った6期曲にもあった「いつか見ていた映画の中みたい」な景色は見えていますか?野心に火をつけられた私たちは次は誰かの野心に火をつける立場にいます、誰かのきっかけになるステージを、頑張って頑張って頑張って、全力で向き合った人にしか見れない景色をみんなで見たいです。
あと少し、頑張ろうね。

以上です!終わり!

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