見出し画像

【AC6】トマトでも使える!ドミナントが教える初心者向け軽四講座【前編】

このゲームを空のACに変えたい――


初めまして。軽四の方のトマトこと、トマト大明神です。普段は発作的に日記を投稿するだけのアカウントですが、今日はタイトル通り軽四、特に引き軽四の技術面に関するお話です。

一応の実績

前期ドミナント。最高レート2150

ドミナント以上限定の大会で三位

正直大会での優勝もありませんし、言語化も苦手なので、書くのはごく初歩的な物に限ります。もっと上手くなりたい人は小宮めぎど塾長の記事を読みましょう。
僕も彼の記事を読んで上手くなりました。


それでは未熟者の記事ではありますが、少しの間だけお付き合いください。


0.この記事の目的


 さて、唐突ですが、軽四と戦ったことはありますか?ありますね!
いつもふわふわ浮いてて鬱陶しい機体だと思います。弾当たらないし避けづらいミサイルばら撒くし、近づいたら逃げるし追いついたらヨーヨーで撃墜を狙ってくる…。
 皆さんご存知の通り、AC6の対戦環境というものを語るのなら、引き軽四は絶対に外せないアセンのひとつです。二期連続ランクマの一位は引き軽四ですし、大規模大会での優勝経験も豊富。
 しかし、そんな強いなら俺も乗ったろwと増えないのが軽四。
使ってみればわかりますが、挙動は独特だし、思ったよりも簡単に追いつかれるし、紙装甲だし、凸は捌けないし、コラミサとネビュラとENの管理は忙しい…。

ずっと何かをチャージしてる機体です

このように、アセン図鑑等で説明されている通り高難易度な機体なように見えます。
ですが、実際のところ上記の難しさのほとんどは、今までのアセンでの経験が活きないことが原因です。きちんと使い方を理解すれば、むしろ簡単で強い初心者向けの機体ですらあります。
簡単な理由は主に3つ
・要求される技量の敷居が低い
・現状の環境アセンに大抵有利ないし五分
・足切り性能が非常に高く、変則的なアセンを真面目に相手しなくていい

もうランクマのためだけに産まれたような機体ですね。まあ実際ランクマ実装後に産まれた忌子なんですが。

では、使い方を理解するのが難しいか?と聞かれればYESでありNOです。
何故なら、引き軽四という機体はある程度のラインまでは簡単に強くなれるからです。
本記事の目的はそのある程度のラインまで上がれる、基礎的な技術を紹介して軽四の人口を増やすことです。


1.機体紹介

前回自分がドミナントを取った機体。脆い代わりに高いEN出力とブースト速度が強み

前提として、以後はこの機体を想定して本記事を進めます。コアはアルバコアでも構いませんが、ナハトコアはパルミサが乗らないのでちょっと話が変わってきます。

各武器の採用理由と役割について


レッドシフトではない

・IA-C01W1:NEBULA

 通称ネビュラ。本作の射撃武器適正の無意味さを教えてくれる素晴らしい武器。近接信管持ちで当たり判定がかなりデカく、アサルトアーマーよりデカい爆風による高威力・高衝撃値で相手を削ります。
絶対にチャージ運用です。チャージしてください。チャージ徹底しろ。おい、チャー

 近距離での迎撃から遮蔽に隠れた相手の炙り出し、遠距離の相手への偏差撃ちにスタッガーした相手へのダメージソースetc……とにかくなんにでも使えます。おまけにオバヒに怯えることもない。
慣れてきたらマニュアルロックで遮蔽裏の相手を狙うのもオススメです。

 とにかくチャージを徹底すること、遅めな弾速を理解すること、撃つタイミングを考える。この三つが適切にできれば使い勝手のいい万能武器に化けます。
後述する軽四の無限滞空にも使います。


オーバーヒート時の変形すき

・PFAU/66D

 通称パルミサ。避けづらい軌道と、速いリロード速度、チャージでの弾の撃ち分け可能と器用な左手候補の筆頭です。

 主に開幕でのAP有利の獲得、引き軽二とのミサイル合戦、接近してくる相手にチャージでの迎撃etc……遠距離から近距離までミサイルとは思えないほど柔軟に使える武器になります。基本的にはノンチャで撃ちましょう。

連射するのも強いですが、慣れた相手には簡単に回避されてしまうので二発目は少し感覚を開けて撃つことのも織り交ぜるといいです。
相手に慣れさせないことが大事。
応用編ですが、パルミサ一発目→ネビュラ→パルミサ二発目と撃つことで相手にパルミサかネビュラのどちらかに当たる択を押し付けたりできます。これは軽四ミラーでも有用。

 接近時にはAQBで回避されやすいですが、回避にENを切らせたことが重要です。元より火力には期待してません。


絶対に使わないチャージ

・44-143 HMMR

 通用ヨーヨー。80m以内ならほぼ必中かつその火力はパルブレ以上という当たればゲームが確実に動く性能にもかかわらず、オーバーヒート時間は僅か4.3秒!しかも足は止まりません。

主に凸機の迎撃、調子に乗って浮いた軽二のハエたたき、スタッガー火力、AP不利時のワンチャンを担当。
自衛とスタッガー火力を高水準で両立するのはこの武器だけです。
軽四の要とも呼べるぶっ壊れ武器です。
これが死んだら軽四はおしまい!

とりあえず覚えておいて欲しいことは、基本的にヨーヨーは振りにいかないほうが強いということ。
 ゲームが確実に動くレベルで強いって言ってたじゃん!って思いますが、自分からヨーヨーの射程圏内(80m)まで入るという動きが弱いです。重ショはフルヒットしますし、LRBもエツジンも避けられません。
 昨今の環境で盾が流行っていることも問題です。何も考えずにヨーヨーを振っても、IGされてほとんどリターンがないままAP不利だけ背負う……みたいなことが多発します。
軽四は引きを徹底することで負けません。勝てる訳ではないですが、負け筋を減らすことはできます。

以上のことを踏まえて、慣れるまでは振れば確実にスタッガーする場合のみに控えること、そしてヨーヨーが最後の手段であることを理解すると勝率は上がると思います。

それはそれとして、早めにハンガーから切り替える意識は大事です。遅いと結局死にます。
正直この武器だけで記事ひとつ書けるレベルにテクニックと立ち回りが存在します。ここに書くには余白が狭すぎる。


形がかわいい

・IB-C03W3: NGI 006

 通称コラミサ。長いチャージと長いロック時間と引き換えに、圧倒的な火力と追尾性能、それからオマケのようについてくる子弾で相手を破壊するメイン火力枠。コラミサの避け方を知らない相手はコラミサを擦られてるだけで死にます。
 ただし、相手にコラミサの近くを高速で通り過ぎられるとヒョロヒョロ弾になってしまうのは注意。
コツは相手が離れているとき、相手が距離を離さざる得ないとき撃つこと。EN切れが最たる例でしょうか。
 これもネビュラと同じく常にチャージボタンを押し続けるタイプの武器です。押しっぱなしでもリロード時に自動的にチャージが開始されるので。

以上が各武器の役割についてです。フレームについては語れるほど詳しくないので割愛させていただきます。


2.開幕の動きについて

 始まったらすぐにコラミサとネビュラをチャージしつつ真上にジャンプ。ジャンプを挟むことで高度が僅かに上がり、ABで消費するENが減ります。
AB→即キックからのもう一度ABで高度限界まで飛びます。目安はだいたい上のタイマーが01:56秒になるまで。
その後変形し、敵の位置を確認しつつ前進します。

 この時間で重要なのは、相手が何かアクション起こせるまでに自分の態勢を整えることです。
また、開幕で前進するのは結果的に下がれる距離を稼ぐことに繋がるので無理のない範囲内で前に出ましょう。開幕で壁際に追いやられると死にます。まじで死にます。
 キック三回で上昇しないのは、現在の環境がかなり前寄りなことが理由です。とにかく開幕から詰めてくる相手が多いです。悠長にキックで時間使っているとその間に詰められて迎撃も間に合わずに死にかねません。
軽四は序盤が重要な機体です。序盤に一手遅れるというのは負けに直結します。
また、キックで上を見ている間に見失う可能性もあります。僕はLOCステーションで見失って負けたことが何度もあります。

そんな感じで浮上した後は、
二分間可能な限り空を飛びつつ、遠距離でAP有利を獲得。距離があるうちに相手の衝撃値を貯めておき、相手が苦しくなって突っ込んできたらところにヨーヨーを刺してスタッガーでトドメないし削りって下がる。
これが軽四の基礎的な立ち回りだと思います。

大事なのは有利な戦いを仕掛けることです。わざわざ相手の土俵で戦う必要はありません。

正直ここら辺は反復練習あるのみです。慣れれば無意識でも行えるようになります。


3.ネビュラ無限滞空

 軽四の負け筋はいくつかありますが、おおよその場合EN切れで落ちたところに大ダメージを喰らって死亡、みたいなパターンが多いのではないでしょうか?
これは初心者から上級者まで付き合っている軽四の弱点のひとつです。

そもそもEN切れでどうなる?

 軽四はアセンや状況によって差があるものの、おおよそ上のタイマーが01:20付近のタイミングでENが切れます。
 こうなると高度限界からENが回復するまで落下し続けます。コーラルジェネレーターのおかげで大抵の場合は地面に着く前に回復しますが、高度という優位性を失った軽四は非常に苦しいです。
 何よりコラジェネは七割程度しか回復しません。実際はそこから元の高さまで戻すEN消費が必要なため、使えるENは五割程度しかないです。浮遊できるのは時間にしておおよそ20~30秒程度。

 にもかかわらず、ABを使って再浮上する余裕はありませんし、無理して通常ブーストで高度を上げると使えるENは更に少なくなります。
そうなると、EN切れ→強引な浮上→EN切れ→強引な浮上の負のループに突入します。あとは御察しの通り突撃してきた相手を処理しきれず負けです。

上手い人はそれでも当然のように捌きますが、そんな人はこのnoteを読みません。見かけたら全力で参考にしてください。

じゃあどうするの?

ネビュラで滞空します。

 動画を見てもらえば分かりやすいですが、ネビュラを撃った際の反動で一瞬だけ機体の落下が遅れたことによって、EN回復した際の高度が大幅に上がっていることが分かると思います。
この技術によって、軽四は理論上無限に空を飛べるようになりました
 現在の軽四は地面に近づく回数は激減しています。つまり負け筋をひとつ減らしているということ。
落ちない軽四ほど強いものはありません。

ただし、この技術も無敵ではないです。
敵が近くにいる状況で使うと敵の真ん前で一瞬止まることになります。これはLRBにしろ重ショにしろミサイルにしろどうぞブチ込んでくださいと言っているようなものです。
距離と状況を考えて判断しましょう。使わずにあえて高度差をつけて回復したほうが強い場面も多くあります。


ここからは応用編。気になる人だけ読んでください。


さて、ネビュラ滞空の真骨頂は任意のタイミングでENを回復できることにあります。
例えば、遮蔽越しにこちらのEN切れを待つ相手に対して、先にQBを吹かしてENを焼き、ネビュラで回復して相手の攻めるタイミングを崩すような使い方。
例えば、あと少ししか残ってないENの状況かつ、相手がABを使い始めた状況。これも同じく後ろQBで焼き切ってから回復することで万全の状態で対応することができます。

ちなみに無くても困りません。


4.終わりに

以上、軽四講座の前半でした。
まだ半分だというのに気づけば5000字近く書いていて眩暈がします。
後半ではネビュラとコラミサのチャージ管理の仕方、弾避け、凸機の捌き方等の内容を書きたいと思ってます。苦手分野です。

疎い文章ではありますが、これを読んで軽四を使いたいと思った方がひとりでもいらっしゃったなら幸いです。
もしよろしければ、拡散してもらえるとトマトが爆ぜます。

さて、こんな薄味な記事読んでる暇があったらもっと上手くなりたいと思ったそこのあなた!

軽四最強の男ことごまさんが開いてる比叡山軽四寺に入りませんか?
質問したらランクマ一位が答えてくれる環境なんて他にはありません。
僕はここで色々学んでドミナントになりました。

疑問、誤字脱字、指摘等あれば僕のアカウントまでお願いします。

後編はこちら

ほなまた。




藤田ことねはいいぞ

世界一かわいい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?