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ミニ油絵(ファンアート)

ファンアートの油絵の記事を2件書いたので、ついでに他に描いたミニキャンバスでの絵もまとめておきます。


キャンバスサイズ

キャンバスは10cm×10cmの規格外?のもの。以前世界堂でゲット。

1.蜂てるヴァ

ファン界隈で見られる、ぬいの蜂衣装を着せた姿のファンアート。

今回は下地無しで直で。薄く溶いたバーントシェンナ(茶色)で下絵を描き、すぐにその上から色を塗っていきます。色はパレット上である程度混ぜて作りますが、綺麗に塗り分けずに、部分的に濃い色など、別の色をキャンバス上で直に重ねて馴染ませたりしながら描いていきます。

数時間の時点でこんな感じ。大体出来たので一旦乾燥。

後日触って付かない程度に乾いてから、体のグラデや目のハイライトなどを描き入れて完成。思いのほかぬいの生地感が出たのではないでしょうか。
なお、この絵はお嫁に行きました。

2.プリ○ール ナイ

衝撃的なプ○ロールのナイちゃん…を描いてみました。
こちらは下地にクサカベのファンデーション(白)を塗ってあったキャンバスを使用。

描き方は上の例と同じく、つゆ描きで下絵→色を重ねていくだけ。

これで一旦乾燥。眉毛・まつ毛部分だけ先に輪郭線を入れました。細いので後からでも良かったのですが、気まぐれで。

乾燥後の加筆。
写真だと殆ど分からないと思いますが、肌は実は結構加筆しています。輪郭をわずかに立体的にするため、あごのラインにほんのり濃い肌色を入れたり、頬・耳・手の赤みとグラデを綺麗にするために、ピンク色をグレーズ(薄く溶いて重ねる)→白で調整したり。ひと手間かけたおかげで可愛く綺麗に出来て満足!
他、服の色の調整や髪・服の線を描き足し。
背景はそのままだと単調なので、一旦濃く塗ってからキワだけ残して、全体に薄く溶いた白をムラっぽく塗ってほわほわした感じに仕上げようと考えていました。が、濃いままの方がメリハリがあって可愛いかもと思い直し、このままにすることに。

あとはこれが乾いた後に、服の模様(白い斑点)を描き入れて完成に。ちょっと写真が撮れる状態じゃなかったので、完成図は後ほどここに追加する予定です。
なおこちらもプレゼント先が決まっています。


普段はF3号以上のキャンバスで描いており、細かい部分は乾燥と加筆を重ねて描いていくので、ほぼ直でこんなに小さいサイズを描くのはなかなか難しかったです。でもこのくらいのキャラクターものなら手軽で、場所も取りませんし人にもプレゼントしやすいので良いなあと。
イレギュラーサイズなキャンバスなので、今も普通に手に入るのか分かりませんが、見つけたらまた購入して描きたいところです。

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