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偉いよ!って褒めてあげてね


#一人じゃ気づけなかったこと

韓国留学にきて220日ほど過ぎました。コロナ禍の留学にもかかわらず、たくさんの縁に恵まれ、多くの出会いがありました。

2021年3月からの留学で一緒の時期にきたある日本人もその一人。トッポギちゃんと呼びます。

トッポギちゃんと私は日本語が通じる唯一の存在であったのでお互い相談しあったり助けたりして生活しています。私より1つ年下ですが、しっかりしていて人懐っこくて、時にアドバイスもくれる子です。

そんなトッポギちゃんに言われたことば。

「(私)ちゃん、ほんとにすごい、偉いよ、褒めてあげてる?自分のこと。」

この言葉、私が留学中しょっちゅう言われていました。どんなときかというと、特に病み上がり。

韓国が初の海外でもなく、外国での生活になんら問題はないと思っていた私ですが、今年の3月から留学を始めて6か月ほどの間に4度の高熱で寝込みました(幸い、コロナではありませんでした)。

気づかないうちにストレスをため込み、それが熱となって私の体に攻撃してきました。体の調子が悪くなったときにも、トッポギちゃんが看病してくれていました。

だいたい、調子が悪くなるのは、試験前、寒暖差が厳しくなるころ、学期の始まりなどでした。正直、なぜ熱がでるのかわからないし、こんなご時世ですからコロナかもと思い不安になっていました。

留学という経験は、お隣の韓国でやっているとはいえども日本で生活していたときと比べると、日々ストレスを感じる傾向に私があったのだと思います。

そのたびにトッポギちゃんは看病を嫌がることなく(もしかしたら呆れながらも)、してくれる上に、「(私)ちゃんは偉い、すごい」と言ってくれました。

なにが偉いのかわかりませんでした。目の前のことに必死にしがみついてやっているのに熱がでて思うようにいかないこともありました。

しかし、私は気づきました。自分のこと、褒めてあげてないということに。

ストレス度合いがひどくてもそれが当たり前になると、自分自身としては、賞賛するに値しない程度のことになります。

トッポギちゃんに言われて、自分は頑張ってたんだ、褒めてもいいんかな、

そんな風に思えるようになりました。


留学を通して、学ぶことは語学や知識だけではないこと、

トッポギちゃんから学んだ「自分を偉いと褒めてあげること」も重要だなと

気づきました。

褒めっぱなしは自分の成長につながらないけど、いったん自分を認める

という点で「今日も頑張った、生きてる、自分偉いな!」というふうに

自分に伝えることが大事だと思います。

鏡越しでもいいし、叫んでみてもいいし。(笑)

そんな私の「1人じゃ気づけなかったこと」でした。


今日も良い一日を~~!!私たち、今日も頑張ってて偉い!生きてて偉いです!





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